2021.09.09 トピックス 経営学部インターンシッププログラム(見学型)が最終日を迎えました キャリア・就職 教育・研究


8/30(月)~9/3(金)の5日間にかけて実施してきた経営学部主催のインターンシッププログラム(見学型)が最終日を迎えました。

※1日目、2日目の様子はこちら

 

時代を切り開くソリューション事業を体感:コニカミノルタジャパン(株)

3日目となる9/1(水)は、コニカミノルタジャパン(株)の関西支社を訪問。複合機事業やヘルスケア事業、ソリューション事業を展開する同社が取り組む、「働き方を根本的に変える『オフィスデザイン』への取り組み」についてオフィス見学を通じて体感しました。

問題解決を意味するソリューション。コニカミノルタジャパン(株)では、このソリューション事業に力を入れています。特に、「働き方」という課題を解決するために、自社オフィスから一新。新型コロナウィルス感染症拡大前から多くの社員がテレワーク制度を活用しており、まさしく、ニューノーマル時代の働き方を体現されています。

 
今回のインターンシップでは、フリーアドレスの採用や、保管文書ゼロ化、テレワーク制度の導入など、今まさに多くの企業が抱える課題を、いかに”オフィスの在り方を変える”ことで達成したのか。ICTの活用法やゾーニングの実践例、コミュニケーションを生む仕組みづくりなどの取り組みについて、実際のオフィスを見学しながら学びました。
 

オフィス見学に加えて、企業紹介や今後の採用計画についてもご説明いただきました。

 

パッケージ印刷の工程から現場の知恵と知識を学ぶ:作道印刷(株)

 
4日目は牛乳石鹸など、大手企業の製品パッケージを多数製作する作道印刷(株)を見学。製品が出来上がるまでの工程を見学しながら、品質管理や作業の効率化への取り組みについて学びました。また、今年度の新入社員の方から就活のアドバイスをいただくなど、学生たちにとって貴重な経験となりました。

 

ITサービス業界、世界最大級の外資系企業の実態に迫る:DXCテクノロジー・ジャパン(株)

 
最終日となる5日目は、ITサービス分野を牽引する、グローバル企業のDXCテクノロジー・ジャパンのCTO吉見様よりお話を伺いました。DXCテクノロジーは、IT分野では世界最大級の業績を誇る大企業であり、自動車部品の環境負荷物質を管理する「IMDS」や、キャッシュレス決済サービスなどに使用されるモバイルFeliCaを支える「ICAS」、医薬品の安全性を保つための情報管理を支援する「ClinicalWorks(クリニカルワークス)」のシステム開発など、多彩な分野でサービスを展開されています。

吉見様からはDXCテクノロジーが手掛ける事業の紹介やオフィスのリモート紹介、人事の森山様からは求める人材などについてご説明いただきました。学生たちがなんとなくIT業界や外資系企業に対して抱いていた「理系のほうが有利そう」や「英語が必須」といったイメージを覆すような話も多く、学生たちにとっては、今後の就職活動に役立つ貴重な機会となりました。



最終日の午後には、インターンシップを通じて出会った企業について、これまで授業で培った知識を活かし、経営学の視点から3C分析や4P分析、SWOT分析を実践。企業の特色や強み、弱み、企業の方に直接質問して分かったことなどをまとめ、グループごとに発表しました。

5日間のインターンシップを通じて学生たちは、企業調査や、経営分析に実践的な取り組んだ経験だけではなく、多くの企業人と出会い、話を聞くことで、社会に対する見識を深め、自身が社会に出る際に「こんなオフィスで働きたい」「こういう風土のある企業に就職したい」といった、企業選びの指針を手にすることができました。