学部・大学院/教育
経済学部の特長
経済についての洞察力を磨き、 未来を拓く人材へ。
学部のポイント
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「実学としての経済学」の修得によって現実経済を読み解く力を身に付ける
様々な経済指標(経済データ)の見方を学び、将来を見通す力を養成するのが、本学独自の「実学としての経済学」の取り組みです。経済理論と併せて学修することで、現実経済を読み解く力(リテラシー)を身につけます。
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4つのコースで進路・専門領域に応じて学ぶ
幅広い経済学の領域を、将来の進路に合わせて学ぶため、4つのコース・12の履修モデルを設置しています。2025年度から「政策・データサイエンスコース」を新設します。
- 政策・データサイエンスコースNEW!
- 都市経済コース
- 国際経済コース
- 現代日本経済コース
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「公務員行政職プログラム」で国家公務員・地方公務員をめざす
経済学の専門知識を活かして活躍する公務員行政職・専門職を目指すプログラムをさらに強化。Sコース「公務員講座」と合わせて、憲法・民法・行政法など公務員試験の主要科目を完全カバー。さらに、学修サークル「都市経済研究会」との相乗効果で、経済とデータに強い公務員を養成します。
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データ分析力とIT活用力を修得する
1年次から文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定された科目を履修。併せて、希望者は、情報処理の国家資格「ITパスポート」「基本情報技術者」「応用情報技術者」の取得を目指した学修が可能。経済統計学・計量経済学などの専門科目と合わせて、データ分析力とIT活用力を備えた人材を養成します。
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経済学の専門知識ときめ細かなキャリア支援で各界のリーディングカンパニーへ!
専任教員とキャリアアドバイザーが共同で、「キャリア開発」「キャリア演習」などの授業を1年次から段階的に実施。3年次からは「就活早期セミナー」などの多彩な就職支援を実施し、幅広い業界で活躍できる就業力を身に付け、経済学の専門知識と経済学の学修を通じて得られる論理的思考力を活かして、金融業、情報通信業、製造業、公務員行政職など各界のリーディングカンパニーへの就職を実現します。
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研究成果の発表、卒業論文の執筆を通じて、調査研究能力と論理的思考力、文章作成能力を身に付ける
2年次以降のゼミでは、各自の専門・専攻に応じてテーマを設定し、調査・研究を行い、毎年開催される学生研究発表大会でその成果をプレゼンテーション。4年次には4年間の集大成として、研究成果を卒業論文にまとめます。
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中央省庁、シンクタンク、経済団体など多彩な経歴を持つ教員が直接指導
経済学部の教員は、長く大学・大学院で研究してきた教員のほか、中央省庁、シンクタンク、経済団体など多彩な分野で活躍してきた実務家出身の教員も多数在籍。教員各自の専門性や経験を活かして、学生の皆さんを直接指導します。
教育特色
実学としての経済学からデータサイエンスへ
本学では、「実学としての経済学」を通じて、全ての学生が、現実経済を読み解くためのリテラシーを身に付けることを目指しています。そのため、まず、1年次の「経済統計学Ⅰ」と「経済統計学Ⅱ」によって統計の基礎を身に付け、統計検定の資格取得を目指します。2年次には「経済データサイエンスⅠ」で様々な経済指標(経済データ)の読み解き方を学び、これによりテレビや新聞・雑誌などの経済ニュースを正確に深く理解できるようになります。「経済データサイエンスⅡ」では、政府や地方公共団体の現場にフォーカスし、様々なデータがどのように活用され、実際の政策に活かされているかを学修します。データ活用の高度な手法は、「計量経済学Ⅰ」と「計量経済学Ⅱ」によって身に付けることができます。
実態調査(フィールドワーク)
講義等を通じて得たデータ分析などのスキルや専門知識を駆使し、実社会の課題の発見・調査・解決に取り組む機会を設けています。さまざまな実態調査を経験することで、ビジネスの実践力を磨きます。
【2023年度実施例】「うめきた」エリアの再開発を通じて、10年後の未来を考える。
建物の老朽化や人口分布の変化に応じて、街は常に変わり続けていく必要があります。大阪のビジネスの拠点である梅田。「インバウンドの需要に応える」「居住スペースを増やす」「緑の豊かな街にする」など、多様な観点から、10年、20年先の未来を見据えて、行われている都市開発。開発に携わる方々と関わりながら、梅田の街を舞台にフィールドワークに取り組みました。
経済学部「公務員行政職プログラム」
経済学の専門知識を活かして活躍する公務員行政職・専門職を目指すプログラムをさらに強化します。
政府や地方公共団体の仕事の進め方を根本的に見直し、より効果的で効率的なものに変える、「エビデンスに基づく政策立案(Evidence-Based Policy Making:EBPM)」と呼ばれる考え方が注目されています。経済学部の「公務員行政職プログラム」では、公務員試験に合格するだけでなく、公務員になってから、EMPMをはじめ経済学の専門性を活かした政策の立案・遂行ができる人材を養成します。そして、ミクロ経済学・マクロ経済学・財政学・経済政策・産業政策・社会政策等の経済学の専攻を深めながら、Sコース「公務員講座」と合わせて、憲法・民法・行政法などの法学部専門科目も学修することで、経済学の知識に強みを持ち、データ活用スキルと論理的思考能力に優れた公務員を目指します。
また、学修サークル「都市経済研究会」でのフィールドワークや官庁訪問などと合わせて、段階的に実力を高め、難関公務員試験への現役合格を目指します。
公務員行政職プログラムの概要
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | |
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講義科目 | 国家公務員をめざす ▶ 政策・データサイエンスコース「国家公務員モデル」 地方公務員をめざす ▶ 都市経済コース「地方公務員モデル」 ※コース選択は2年次から |
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公務員 特別演習 |
公務員 特別演習ⅠA・B |
公務員 特別演習ⅡA・B |
公務員 特別演習ⅢA・B |
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Sコース | 公務員 基礎講座 |
公務員講座(行政職) | 公務員講座(行政職) | |
課外活動 | 「都市経済研究会」などの学習サークルに参加 |
2023年度経済学部公務員試験合格実績
国家公務員一般職、裁判所事務官、大阪市役所、東大阪市役所、桜井市役所など
国家公務員試験一般職(行政)の専門科目(16科目)一覧
赤字は、経済学部の正課科目またはSコース「公務員講座」で学修可能な科目)
経済学系(4科目) | ミクロ経済学、マクロ経済学、財政学・経済事情、経営学 |
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法学系(7科目) | 政治学、行政学、憲法、行政法、民法(総則及び物権)、民法(債権、親族及び相続)、国際関係 |
その他(5科目) | 社会学、心理学、教育学、英語(基礎)、英語(一般) |
国家公務員試験一般職(行政)の試験では上記16科目から8科目を選択し解答。
専門研究
2年次にコースを選択し、より高度な経済学の専門分野や周辺領域の学修を進めると同時に、自分自身の研究テーマを絞っていきます。3年次から4年次は、その研究テーマを深く掘り下げる期間。これまで学修した経済学の知見をもとに、学修の集大成として4年次には卒業論文の執筆に取り組みます。
卒業論文テーマ(一部抜粋:2024年3月卒業生)
- 寡占市場における情報財の抱き合わせ販売に関する企業の意思決定と社会厚生に与える影響の理論分析
- 女性の労働時間に着目した少子化対策に係る政策手段の検討
- 損失回避性が賃金の決定に与える影響に関する理論分析
- 貸主によるスクリーニングに着目した礼金制度の効果に関する理論分析
- サブカルチャーを活用した地域活性化に関する考察
- 南海トラフ地震に関する津波避難モデル
- 廃校を活用した地域活性化の方策—過疎地域と都市部の事例から—
- バブル期以降の金融政策と日本経済の低成長
- プロスペクト理論に基づいた金融資産形成の促進に向けたナッジの提案
- 国際関係における地球温暖化問題改善に向けた非協力ゲーム理論に基づく分析—囚人のジレンマ構造の繰り返しゲームを用いて—
- ネット炎上拡散の構造分析と現在バイアスの影響を考慮した炎上初期段階の分析
- 映画市場における「料金一律」に関する考察—産業組織論に基づく分析—
学部長メッセージ
経済学部長 米山 秀隆(Hidetaka Yoneyama)
経済データに強く、経済の動きがわかる人材へ。
経済学部学生研究発表大会とは
調査・研究・発表で専門知識への理解を深める
学生研究発表大会は、年に1度、経済学部の各ゼミが日頃の研究成果を披露する学生研究発表大会です。毎年2年生以上の50組にも及ぶグループが“真剣勝負”を繰り広げます。それぞれ関心のあるテーマを自主的に探究することによって、専門分野への理解を深めています。
2023年度は5つのセッションに分けて開催
2年生37チーム、3年生28チームが「経済理論セッション」「国際経済セッション」「都市経済セッション」「現代日本経済セッション」「総合セッション」に分かれて発表を実施しました。各セッション会場では、これまでの努力を遺憾なく発揮すべく、堂々とした発表が繰り広げられ、発表終了後には、教員からの講評でさらに議論が深まるといったシーンも多く見られました。
2023年度上位入賞チーム
経済理論セッション
3年生
経済学部特別賞 | タイトル | 輸入財の品質を向上させる政策手段 -輸入数量規制と競争促進の比較- |
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チーム名 | クオリティオブライフ |
金賞 | タイトル | コロナウイルス感染拡大と失業率の変化 |
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チーム名 | どすこい喫茶えびすこ |
銅賞 | タイトル | 再エネを主力電力に |
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チーム名 | そーめん | |
タイトル | 少子高齢化に伴う諸課題と解決策 | |
チーム名 | チーム吉田 |
2年生
金賞 | タイトル | 混合戦略ナッシュ均衡を用いた不法投棄の削減政策の検討 |
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チーム名 | エコガーディアンズ |
銀賞 | タイトル | 転売行為の影響と対策についての考察 |
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チーム名 | タマゴさんど | |
タイトル | ナッシュ均衡と支配戦略均衡 | |
チーム名 | 朱ゼミチーム |
銅賞 | タイトル | 自治体の人口誘致戦略と先進事例 ~関係人口を中心として~ |
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チーム名 | NCIS |
国際経済セッション
3年生
金賞 | タイトル | 契約理論に基づく途上国支援における支援方式の検討 |
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チーム名 | 一括分割微分ブン |
銀賞 | タイトル | 高度外国人材の定着に向けて |
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チーム名 | 日中 |
銅賞 | タイトル | 海洋汚染に対する日本と中国の取り組み |
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チーム名 | 海洋保護団体 | |
タイトル | 外国人労働者問題の就労制限 | |
チーム名 | 藤原 大樹 |
2年生
金賞 | タイトル | 国際的な法人税引き下げ競争に関する合意の成功要因-無限回繰り返しゲームによる分析- |
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チーム名 | Taxpayer |
銀賞 | タイトル | 家計の金融資産の選択基準に関する分析 |
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チーム名 | 限界大学生 |
銅賞 | タイトル | 囚人のジレンマからの脱出 ~地球温暖化対策に関する国際協力~ |
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チーム名 | オアシス | |
タイトル | ガチャガチャによる観光影響 | |
チーム名 | ガチャピン |
都市経済セッション
3年生
金賞 | タイトル | 正規労働者とパートタイマーの賃金格差 |
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チーム名 | 労働(ラウドウ) |
銀賞 | タイトル | 教員の⾧時間労働についての政策提案 |
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チーム名 | 教員を守るの会 |
銅賞 | タイトル | 赤字・廃線路線における観光活用 |
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チーム名 | レジギガス |
2年生
金賞 | タイトル | ナッジ理論を用いた省エネ家電の普及に関する検討ー投影バイアスによる分析- |
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チーム名 | MOMHAN |
銀賞 | タイトル | 自治体がSDGsに取り組む意義とその課題 |
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チーム名 | 若者 |
銅賞 | タイトル | 都市政策~過疎化と高齢化問題について~ |
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チーム名 | 5班 |
現代日本経済セッション
3年生
金賞 | タイトル | 男女間賃金格差 |
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チーム名 | ポカリスエット |
銀賞 | タイトル | 日本における労働争議に伴う悪影響の回避に向けたゲーム理論的考察 |
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チーム名 | ジレンマン |
銅賞 | タイトル | 再エネによる環境破壊はどう解決するのか |
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チーム名 | だーす |
2年生
金賞 | タイトル | オーバーツーリズムから持続可能な観光へ |
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チーム名 | sustainable |
銀賞 | タイトル | 資産所得倍増プランは達成可能か? |
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チーム名 | 寿司大好き |
銅賞 | タイトル | 商店街の衰退 |
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チーム名 | しょぴすと |
総合セッション
3年生
金賞 | タイトル | 現在バイアスを原因とするニートの求職活動を促す支援策の検討 |
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チーム名 | はろーわーく |
銀賞 | タイトル | イベントによるゴミの影響について |
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チーム名 | ぴーす |
銅賞 | タイトル | 家電リサイクル料金の支払いタイミングへの考察 |
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チーム名 | 平田仲良しクラブ |
総合第一セッション
2年生
金賞 | タイトル | ナッジ理論に基づく健康診断の受診を促す手段の行動経済学的検討 |
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チーム名 | F.C |
銀賞 | タイトル | 脱炭素に向けた公共交通機関の在り方 |
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チーム名 | 脱炭素チーム |
銅賞 | タイトル | 囚人のジレンマと米中貿易摩擦 |
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チーム名 | ABC |
総合第二セッション
2年生
金賞 | タイトル | 非正規雇用・格差 |
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チーム名 | おせち |
銀賞 | タイトル | 金融資産の状況と今後の金融教育 |
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チーム名 | 金融リテラシー |
銅賞 | タイトル | 公共交通の衰退 |
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チーム名 | オレンジ&マンゴー | |
タイトル | 自治体におけるDX活用の課題と先進的取り組み事例 | |
チーム名 | デラックス |