円安の長期化、物価上昇など、大きな転換期を迎えている日本経済。直面する課題や経済システムの構造を理解し、AIなども活用して解決策を提言できる人材をめざします。また、そうした社会を生き抜くための金融知識を身に付けます。

進路のモデルケース

総合産業モデル

・製造業
・建設業・不動産業

情報系産業モデル

・情報通信業
・運輸業・郵便業

金融モデル

・金融機関(銀行・証券・保険など)

在学生インタビュー

株価をもとに金融を実践的に学修。経済学は学べば学ぶほど面白い。

入学当初は難しい印象を持っていた経済学ですが、「日本 経済論」「経済政策論」など、小テストでしっかり復習・定着 できる科目があるので、着実に理解が進みました。マクロ経 済学では世界と比較することで日本の経済を学び、ミクロ 経済学では数理モデルの使い方を知りました。経済学の幅 広いテーマの中でも、特に興味を持っているのが金融で す。ゼミでは実際の企業や株価のデータをもとに株式売買 のシミュレーションを行っており、景気と株価の関係、企業 価値の見極め方など、とても実践的なことが学べています。 ほかにも、Sコースで「会計職基礎講座」を受講し、日商簿 記3級に合格。次は2級取得を目標にしています。今後は、留 学など海外で経験を積むことも考えており、より長期的な 視点で経済を捉える力を伸ばしたいと思います。

取得資格

  • 2年次に日商簿記検定3級を取得!

主なカリキュラム

【1年次】
基礎演習
【2年次】
演習Ⅰ
【3年次】
演習Ⅱ
【4年次】
演習Ⅲ
  • 経済学基礎
  • ミクロ経済学Ⅰ
  • マクロ経済学Ⅰ
  • 情報処理基礎
  • データサイエンス基礎
  • 経済学部生のための経営学入門
  • 経済学部生のための法学入門
  • 経済統計学Ⅰ・Ⅱ

【キャリア科目】

  • キャリア開発A・B
  • ミクロ経済学Ⅱ・Ⅲ
  • マクロ経済学Ⅱ・Ⅲ
  • 経済データサイエンスⅠ・Ⅱ
  • 日本経済論Ⅰ・Ⅱ

【コア科目】

  • 産業組織論Ⅰ・Ⅱ
  • 金融論Ⅰ・Ⅱ
  • ゲーム理論
  • 労働経済学
  • ICT特別演習Ⅰ・Ⅱ

【推奨科目】

  • 経済政策論Ⅰ・Ⅱ
  • 財政学Ⅰ・Ⅱ

【キャリア科目】

  • キャリアデザインA・B
  • 社会経済学Ⅰ・Ⅱ
 
【コア科目】
  • 行動経済学
  • ファイナンス論
  • 企業経済学Ⅰ・Ⅱ
  • 経済成長論
  • ICT特別演習Ⅲ・Ⅳ

【推奨科目】

  • 国際金融論
  • 日本経済史
  • 国際経済史
  • 資源・エネルギー経済論
【キャリア科目】
  • キャリア演習A・B
 

※上記は予定であり変更となる場合があります。

<注目の学び>【金融論】

日本国内の個人の金融資産は2000兆円を超えますが、貯蓄(普通預金や定期預金など)から投資(株式、投資信託などの商品購入)に、金融資産を振り向ける動きが少しずつ進んでいます。
上昇基調の株価や、NISA(少額投資非課税制度:少額からの長期の積立投資を支援する制度)の仕組みがより有利に改められたことが、投資に対する関心を高めています。今や、自らの資産を増やすための適切な方法を学ぶことは、誰にとっても不可欠です。
金融論では、こうした知識を初歩から身に付けられます。貨幣の役割や金利・利回り、金融機関の種類、各種金融商品の内容とリスク、また、預金保険制度といった信用秩序維持制度や、金融機関への規制、さらには資産選択の理論について学修します。