学部・大学院/教育
現代日本経済コース
日銀のマイナス金利解除、日経平均株価の過去最高値更新、円安、物価上昇、賃上げなど、日本経済は大きな転換期を迎えています。ダイバーシティや少子高齢化、年金問題など、日本が抱える諸問題や経済システムの構造を理解し、AIなどの情報技術とも関連付けて解決策を提言できる人材を養成します。
進路のモデルケース
総合産業モデル
・製造業
・建設業・不動産業
情報系産業モデル
・情報通信業
・運輸業・郵便業
金融モデル
・金融機関
在校生インタビュー
AIと雇用問題の研究を通して企業の成長に必要な能力を見出せた。
AIの台頭によって社会の在り方が大きく変わっていく中で、AIに奪われる仕事もたくさん出てくることを知り、人間にしかできないことは何かを研究することに。まず、3年次に出場した学生研究発表大会ではAI全般について発表。それをさらに深掘りし、AIと雇用問題に関する卒業論文に取り組みました。効率化や自動化を求める単純作業はAIに代替されていきますが、サービス業など対人コミュニケーションが重要な仕事は人間にしかできない分野です。こうした分野の雇用は確実に伸びていくと考え、そこで求められるスキルについても探究し、創造力や柔軟性など組織力を高める能力こそ重要であると結論づけました。就職後も、AIをツールとして活用しながら組織の成長に寄与していくつもりです。
卒業論文テーマ
取得資格
- 日商簿記検定試験2級
主なカリキュラム
【1年次】 基礎演習 |
【2年次】 演習Ⅰ |
【3年次】 演習Ⅱ |
【4年次】 演習Ⅲ |
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【キャリア科目】
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【コア科目】
【推奨科目】
【キャリア科目】
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【コア科目】
【推奨科目】
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【キャリア科目】
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※上記は予定であり変更となる場合があります。
注目の学び【金融論】
日本国内の個人の金融資産は2000兆円を超えますが、貯蓄(普通預金や定期預金など)から投資(株式、投資信託などの商品購入)に、金融資産を振り向ける動きが少しずつ進んでいます。
上昇基調の株価や、NISA(少額投資非課税制度:少額からの長期の積立投資を支援する制度)の仕組みがより有利に改められたことが、投資に対する関心を高めています。今や、自らの資産を増やすための適切な方法を学ぶことは、誰にとっても不可欠です。
金融論では、こうした知識を初歩から身に付けられます。貨幣の役割や金利・利回り、金融機関の種類、各種金融商品の内容とリスク、また、預金保険制度といった信用秩序維持制度や、金融機関への規制、さらには資産選択の理論について学修します。