

学部・大学院/教育
都市経済コース

都市経済や地域経済・産業、地方財政、観光経済などを構造的に学び、都市・地域経済の現状と課題、地域活性化の方策を考察します。企業戦略・政策についても学修することで、課題を調査し解決へと導く人材をめざします。
進路のモデルケース
都市産業・都市環境モデル
観光業
地域金融機関
地方公務員モデル
・公務員(市役所など)
市民生活・コミュニティモデル
・起業・事業承継
・中・高社会科教員(中学校・高等学校)
在学生インタビュー
学びを糧に公務員として都市産業の発展に貢献する。

東大阪市役所でのインターンシップ参加は、特に忘れられ ない経験です。市と協定を結んでいるドイツやアメリカとの 国際交流、モノづくりが盛んな特色を活かした体験イベン トや謎解きイベントを通したPR活動など、地域の「観光」に 関する仕事を体験しました。この経験を通して、事業を成功 させるためには市民や事業所との連携が不可欠であるこ と、そのためには目的をしっかり伝えて「やりたい」ことを共 有する、信頼関係を築くことが大事だということを実感しま した。サークルは地域ボランティアを行うサークルと、公務 員行政職をめざす学生のための学修サークルの2つに所属 していました。リーダーとして全力で取り組んだことで、交 渉力やチームワークなど公務員に必要な力を得ることがで きました。
公務員合格
地方公務員の実務で必要な都市・地域経済に関する知識を修得できるカリキュラム
地域経済論、都市経済論、地方財政論、観光経済学などの科目で、都市・地域経済の現状と課題、地域活性化の方策など、地方公務員が備えるべき基礎知識を幅広く学修します。それに対応したゼミもあります。地方公務員試験の小論文対策などで役立つだけでなく、地方公務員として実務を行う場合にも不可欠な知識です。こうした知識を身に付けることで、地方公務員になりたいというモチベーションを高めることもできます。
主なカリキュラム
【1年次】 基礎演習 |
【2年次】 演習Ⅰ |
【3年次】 演習Ⅱ |
【4年次】 演習Ⅲ |
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【キャリア科目】
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【コア科目】
【推奨科目】
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【コア科目】
【推奨科目】
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【キャリア科目】
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※上記は予定であり変更となる場合があります。
<注目の学び>
現場で経済活動のリアルを学び、課題を見い出す【フィールドワーク】
大阪や京都を擁する関西地域はインバウンド需要が大きく、大阪・関西万博(2025年)やワールドマスターズゲームズ関西(2027年)など、観光誘客につながるイベントも連続して行われます。また、魅力ある都市を実現するための都市開発も従来から活発に行われてきました。
こうしたダイナミズムを現地で感じるフィールドスタディを、学修サークル「都市経済研究会」で行っています。現地に赴き、開発関係者との交流を通じて、現状や今後のあり方について理解を深めています。訪問先(予定を含む)は、うめきたエリア、関西国際空港、関西文化学術研究都市、神戸医療産業都市、大阪企業家ミュージアムなどです。
公務員志望者が参加しており、行政課題として重要なまちづくりの動向を肌で感じることによって、公務員として自らも関わりたいというモチベーションアップにつながっています。