学部・大学院/教育
都市経済コース
都市経済や地域経済・産業に関する知識の修得と同時に、企業戦略・政策に関して学修することで、課題を調査し、解決へと導く人材を育成します。
進路のモデルケース
都市産業・都市環境モデル
観光業
地域金融機関
地方公務員モデル
・公務員(市役所など)
市民生活・コミュニティモデル
・起業・事業承継
・中・高社会科教員
在校生インタビュー
経済的な視点で暮らしを深く考察し、 子育て世代の支援につなげたい。
高校生の頃に社会を支える公務員に魅力を感じ、公務員に必要な経済的な視点や知識を得ようと経済学部へ進学しました。数学が得意でない私にとって、「ミクロ経済学」で数式や関数が出てきた時は戸惑いましたが、基礎から段階的に教えていただいたおかげでスムーズに理解できました。「公務員特別演習」ではさまざまな自治体の施策を学修し、現在起こっている問題についても議論。他の学生の意見を聞くことで、自分にはない考え方を吸収しながら考察を深める力が身に付きました。希望した公務員合格を叶えることができ、将来はゼミで得た女性のキャリアと育児の両立についての知見を活かし、市役所で子育て世帯をサポートしたいと考えています。
卒業論文テーマ
公務員合格
地方公務員の実務で必要な都市・地域経済に関する知識を修得できるカリキュラム
地域経済論、都市経済論、地方財政論、観光経済学などの科目で、都市・地域経済の現状と課題、地域活性化の方策など、地方公務員が備えるべき基礎知識を幅広く学修します。それに対応したゼミもあります。地方公務員試験の小論文対策などで役立つだけでなく、地方公務員として実務を行う場合にも不可欠な知識です。こうした知識を身に付けることで、地方公務員になりたいというモチベーションを高めることもできます。
主なカリキュラム
【1年次】 基礎演習 |
【2年次】 演習Ⅰ |
【3年次】 演習Ⅱ |
【4年次】 演習Ⅲ |
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【キャリア科目】
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【コア科目】
【推奨科目】
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【コア科目】
【推奨科目】
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【キャリア科目】
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※上記は予定であり変更となる場合があります。
注目の学び
<現場>で経済活動のリアルを学び、課題を見い出す【フィールドワーク】
大阪や京都を擁する関西地域はインバウンド需要が大きく、大阪・関西万博(2025年)やワールドマスターズゲームズ関西(2027年)など、観光誘客につながるイベントも連続して行われます。また、魅力ある都市を実現するための都市開発も従来から活発に行われてきました。
こうしたダイナミズムを現地で感じるフィールドスタディを、学修サークル「都市経済研究会」で行っています。現地に赴き、開発関係者との交流を通じて、現状や今後のあり方について理解を深めています。訪問先(予定を含む)は、うめきたエリア、関西国際空港、関西文化学術研究都市、神戸医療産業都市、大阪企業家ミュージアムなどです。
公務員志望者が参加しており、行政課題として重要なまちづくりの動向を肌で感じることによって、公務員として自らも関わりたいというモチベーションアップにつながっています。