2021.07.30 トピックス 【アメリカ留学】9月からのアメリカ留学に向けて第1回事前学修会を開催(国際学部:第1弾) 教育・研究 留学・国際交流

本学は、海外留学プログラムの再開をいち早く決定しました。(詳しくはこちら)。

学生達の留学に対する意欲は高く、現在、様々な準備が進められています。
一方、今回の留学には、新型コロナウィルス感染症やパンデミックという不安が付きまといます。

そこで、本学では、学生の健康と安全ならびに保護者の皆様の安心を最大限保障するために、
通常よりも入念な事前準備ならびに事前学修に取り組んでいます。
今回は、その一環として7月23日に開催された、第1回事前学修会の様子を紹介します。

留学出発までに実施される「事前学修会」は、いわば、安全で快適な留学生活を担保するための「ウォーミングアップ」です。
なので、単にじっと座って話を聞くようなものではなく、アクティブで実践的な内容を用意しました。
 

教員からのエール:「留学のすゝめ」
―「案ずるよりチャレンジ!」でも「健康と安全が最優先」―

 
第1回目の事前学修会の主な内容は、(1)留学の意義について(2)サバイバル・イングリッシュの修得についてです。

はじめに、国際学部の教員から「留学の意義」とくに「困難な状況の中でも留学にチャレンジすることの意味」に関するレクチャーがありました。
ここでは、国際学部の教員自身の留学体験も織り交ぜながら話が展開されました。

教員が学生一人ひとりの顔を見ながら「今回の留学を1回限りの海外体験として終わらせてはならない」「事前・事後の学修を含めて中長期的な学びにつなげていくことが大事」「キャリアを意識して留学生活を組み立て実践すること」「健康と安全が最優先」といった内容を語りかけると、学生達は真剣な眼差しで応えてくれます。

レクチャーが進むにつれ、当初は不安そうであった学生達の表情は、心なしか、期待に胸を膨らませた頼もしい表情へと変わっていきました。

 
   


現地での状況を想定した英語の修得
―サバイバル・イングリッシュ―


事前学修会は、2つ目の内容である「サバイバル・イングリッシュの修得」へと移ります。

コロナ禍が収まっていない状況下でのアメリカ留学。
コロナ前に実施していた通常の危機管理に、感染リスクや緊急時への対応などが加わります。

ここでは、そのような事態に遭遇した時でも自身の安全を守ることができる「基本的なコミュニケーションスキル」を修得することが目的です。

学生3〜4名が1つのグループを作り、そこに教員が1名ずつ付いて指導をします。
学修するのは場面に応じた実践的な英語フレーズ。
方法は理解―暗記―復唱です。
また、アメリカ英語(米語)の発音や表現の特徴なども取り上げました。

学修会はさらに進みます。
空港や駅、学校からホームステイ先など「移動時」に使える英語やどこでもすぐに使える自己紹介など、
留学中に利用頻度が高いプラクティカルな英語を学びました。
 
出口の見えなかったコロナ禍の中、ようやく「海外留学再開」という一筋の光明が見えました。
今回の学修会で学生達は「光に向けて」もう一歩前へと踏み出しました。

一方で、日本とアメリカでのコロナ感染者数の再拡大が報道されており、まだまだ油断はできません。
「学生の健康と安全、保護者の皆様の安心が最優先」ということは決して変わりません。
その上で、学生達、保護者の皆様、本学の教職員全員が、今回の留学が無事に成功することを願っています。