2021.07.06 重要なお知らせ 海外留学プログラムの再開について 留学・国際交流

2021年7月6日
在学生・保護者の皆様
 
海外留学プログラムの再開について
 
大阪経済法科大学   
学長 中井 英雄   
国際学部長 呉原 志賢
 

 本学は、建学の理念に基づき、海外での体験や留学を通じて、外国語コミュニケーション能力を向上させ、留学先の歴史・文化・社会及び国際関係に関する専門知識を高めることで、国際性を涵養することを目指して、留学・海外体験プログラムへの参加を、学生の皆さんに奨励してきました。
 しかしながら、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大という未曽有の事態の中で、2020年度から学生の海外派遣を中止せざるを得なくなりました。これは、外務省海外安全情報が定める「危険情報」、「感染症危険情報」レベル2以上の国・地域への学生派遣を原則的に禁止するという、本学の危機管理基準に従ったものでもあります。
 一方で、本学はこの間も、国際学部をはじめとする各学部の教育目標達成と、学生の皆さんの希望に応えるべく、派遣先大学との協議を継続し、留学プログラムの速やかな再開に向けて準備を重ねてまいりました。
 そして今般、本学でのワクチン職域接種の実施、派遣国の状況(感染状況と入国・行動制限等)、派遣先大学の受入れ態勢の整備状況などを基に慎重に検討した結果、今年の秋(9月末)から、学生の希望を尊重し、かつ保護者の皆様のご了解を前提とした上で、アメリカ合衆国のサンフランシスコ州立大学への中期(1セメスター)留学派遣を再開させることを決定しました。
 今回対象とするのは、2020-2021年度に、英語圏1セメスター留学(国際学部)あるいはLSP(Language Study Program)(経済学部、経営学部、法学部)への参加を予定していた学生の皆さん(合計71名対象)のうち本プログラムでの留学を希望する方です。今回再開を決定したサンフランシスコ州立大学では新型コロナワクチンの接種が対面授業出席の条件とされています。なお、海外語学研修などの短期プログラム、また、海外協定校への交換留学については、2022年春(2~3月)からの派遣に向けて、7月中旬から情報提供を行い、秋学期開始後に募集を開始いたします。
 派遣に当たっては、本学教職員による十全な点検などを行い、緊急連絡網や相談体制の整備等、万全の対策を講じ、学生が安心して安全に留学できる環境、保護者の皆様が安心して送り出せる環境を整備します。また、本学独自の留学奨学金(派遣先大学の授業料の全額もしくは半額相当分等)も支給する予定です。
 留学プログラムの詳細や手続きにつきましては、後日、ユニバーサルパスポートに掲載するほか、留学説明会を開催し、必要な情報等についてお知らせします。
 なお、新型コロナウイルス感染症の今後の感染状況によっては、プログラム内容の変更や、場合によってはすべてのプロセスが中止される可能性があることを、あらかじめご了承ください。
 
<参考:サンフランシスコ州立大学> https://www.sfsu.edu/



 1899年創立。アメリカ西海岸を代表する総合大学の一つ。学部においては112分野、大学院では96分野のコース設置。レイクマーセド地区にメインキャンパス、ダウンタウンにビジネススクールキャンパスがある。メインキャンパスは、ダウンタウンから電車で約20分、空港からも電車で20分の距離にある。留学生も多く、キャンパスでは様々な人種、背景の学生が共に学んでいる

以上