2021.03.30 トピックス 【留学生卒業インタビュー】国際学部ジュリビダ デニスさん(サラヤ株式会社内定) キャリア・就職 留学・国際交流


 国際学部国際学科ジュリビダ デニスさんは母国ウクライナのキエフ国立言語大学にて日本語を専攻し、2019年度に本学に3年次編入をされました。卒業後はウクライナにいる家族を支えるためにも、自身の強みである語学力(ウクライナ語・ロシア語・英語・日本語)を活かし日本で働きたいという思いで熱心に就職活動を続けてきました。4月からは、環境に配慮した「ヤシノミ洗剤」等でも知られる化学・日用品メーカー「サラヤ株式会社」にて海外事業の業務を担当する予定です。

 

卒業式にてインタビューを行いました

【Q1】4月からどのような仕事をする予定ですか?
 海外事業本部に配属予定で、主に東ヨーロッパ地域が担当になります。
 
【Q2】大阪経済法科大学での留学生活を振り返り、学べて良かったこと、ためになったことは何ですか?
 大阪経済法科大学での学びは、私にとって大変ユニークな経験でした。ウクライナと日本では教育制度が大きく異なります。例えばウクライナでは勉強したい科目を選ぶことはできません。専門科目を選ぶことができるだけです。だから、自分のやりたいことを勉強できたことは本当に楽しかったです。又、日本にいながら世界の様々な国・地域の留学生と出会い、友達になれたことも私にとって大きな財産です。
 
【Q3】将来の目標を教えてください。
 今の私の目標は4月からしっかり仕事を覚え、会社の戦力となることです。
 私の内定先であるサラヤ株式会社は、消毒剤、洗浄剤、医薬品、食品などを国内外で製造しています。これらの製品は全て環境に配慮されており、会社全体としてもSDGsに積極的に取り組んでいます。私は将来、会社の製品やノウハウを通じて、特に開発途上国の衛生状態を改善する取り組みに貢献したいと考えています。
 
【Q4】後輩の留学生へメッセージをお願いします。
 目標を設定し、計画を立て、それを達成するために最善を尽くしてください。すべてが私たちが望むように進むとは限りません。でも、重要なことは諦めないことです。目標に向かって頑張っていれば、最終的に必ずうまくいくと私は思っています。

 

サラヤ株式会社の更家社長にお会いしました!


 4月の入社に先立ち、デニスさんと本学教職員でサラヤ株式会社本社へ訪問させて頂きました。当日は更家社長にもご対応頂き、会社のビジョンや今後の事業計画について貴重なお話をお伺いしました。

 

キャリアセンターでは留学生の就活を一人一人サポートしています!


 キャリアセンターでは、留学生の様々な進路(国内就活・帰国就職・大学院進学等)の実現に向けて、一人一人の不安や悩みに寄り添ったサポートを行っています。留学生専門の担当者が丁寧に対応をしますので在学生の皆さんは積極的にキャリアセンター(八尾駅前キャンパス3F)を利用しましょう。