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「国境を越える学び」—グローバル企業の現場から経営を学ぶ:経営学部 海外フィールドスタディ
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2026年8月、経営学部の学生が韓国で実施された海外フィールドスタディに参加しました。本プログラムでは、海外での生活や異文化交流に加え、現地の企業や産業を自らの目で観察し、教室で学んだ経営学の知識を実社会と結びつけて考えることを重視しています。
事前学修の「知る」から、現地で「見て・聞いて・考える」学びへ
現地での学びを深めるため、渡航前には韓国経済や企業経営、自動車産業、ヒョンデ自動車グループについて事前学修を行いました。「韓国企業はどのように世界市場で競争力を高めてきたのか」「技術やデザインをどのように企業価値につなげているのか」といった問いを持つことで、現地で何を見るべきかを明確にしてフィールドワークに臨みます。
経営学の視点から学ぶ
ヒョンデ自動車グループは、ヒョンデ自動車とKiaを中核とする世界第3位の自動車グループとして、グローバル市場で大きな存在感を示しています。また、完成車だけでなく、鉄鋼、部品から完成車までをつなぐ垂直統合的な事業構造を構築していることも特徴です。
さらに、グローバル市場でのブランド・デザイン戦略、安全技術、電気自動車(BEV)や水素燃料電池車(FCEV)などの次世代モビリティに加え、ロボティクスやフィジカルAIなど、モビリティの枠を超えた新たな分野にも積極的に取り組んでいます。こうした事業展開は、大きく変化する世界の自動車産業の動向を理解するとともに、企業がグローバル市場でどのように競争優位を構築していくのかを経営学の視点から考える有意義な学修材料となります。
Hyundai Motorstudio Goyangで企業活動を体感する
経営学部独自のフィールドワークとして、京畿道高陽市の「Hyundai Motorstudio Goyang」を訪問しました。学生たちは、鉄が自動車へと生まれ変わる過程から、プレス・溶接・塗装・組立といった生産工程、品質管理、デザイン、安全技術、水素燃料電池の仕組み、未来のモビリティまで、展示や体験プログラムを通して学びました。
事前に得た知識をもとに、実際の製品や技術、展示を直接「見て・聞いて・体験する」ことで、企業のものづくりや技術が、競争力やブランド価値、持続可能な社会への取り組みとどのようにつながっているのかについて理解を深めました。
現地での経験を、経営学の学びへ
海外FSの学びは、現地での体験だけで完結するものではありません。帰国後は、現地で収集した情報や気づきを経営学の視点から捉え直し、レポートやグループでの成果発表にまとめます。
事前学修で「知る」、現地で「見て・聞いて・考える」、そして事後学修で「振り返り、専門知と結びつける」。 この一連のプロセスを通じて、現地での体験を一時的な経験にとどめず、経営学の専門的な学びへと発展させていきます。
今回のフィールドスタディは、学生が国際的な視野を広げ、変化するグローバルな自動車産業への理解を深めるとともに、今後の専門学修や卒業研究、将来のキャリアについて考える機会となりました。