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【経営学部】世界的なIT企業と挑む!岡野ゼミが世界的IT企業の現役経営者と「企業の次期戦略」を熱く議論

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次世代ビジネスリーダーの育成を目的とする経営学のプロジェクト「ALP(アドバンスト・リーダーシップ・プロジェクト)」の一環で、岡野ゼミに所属する経営学部の3年生がグローバルIT市場の第一線で活躍する経営者と経営戦略について議論しました。今回の取り組みは、「顧客への提供価値の向上」「他社に対する競争優位の構築」「企業の持続的成長」の3つを柱としながら、企業の運命を左右する次期戦略を策定することが課題です。
学生たちはNTTや経営コンサルティング会社を経てBox Japanの会長を務める古市様から日米のIT企業経営の実際を学び、この高度なビジネス課題に挑戦。大手企業の会長から直接フィードバックをいただける貴重な機会に緊張しつつも、これまでの学修成果をぶつけました。

株式会社Boxとは?

現代の「働き方」をテクノロジーで牽引する、世界的なIT企業です。書類やデータをインターネット上で安全に管理・活用できる「コンテンツクラウド」を提供し、国内外あわせて数万もの大企業や政府機関のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支えています。今やビジネスパーソンにとって、この「コンテンツクラウド」を使いこなすことは世界基準のスキルの一つとなっています。
Box Japanは株式会社Boxの日本法人です。業績は好調で、マイクロソフト、アップルなどGAFAMのグローバルにおける日本の売上比率が数%にとどまるのに対し、Box Japanのグローバル売上比率は25%であり、シリコンバレーでは米国クラウド企業の日本における成功例として評価されています。
古市様は13年前にBox Japanを設立し代表取締役社長として成長を牽引し、去年の2月に代表取締役会長になりました。

講義で学んだフレームワークを武器に、実在企業を徹底分析!

 学生たちは古市会長からの課題提示に基づき、「身近な企業」や、「将来、就職したい」と考えている企業を選定し、「次期戦略の策定」についてチームでプレゼンテーションを練り上げました。VRIO分析や、SWOT分析など、講義で学修したフレームワークをフル活用しながら企業の実態解明に挑戦。当日は3つのチームがプレゼンテーションに臨みました。
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CASE.1:くら寿司株式会社
リサーチクエスチョン(問い):
「食品ロス削減に取り組むことは、寿司チェーンにおいて単なるコスト削減策なのか、それとも他社に対する競争優位の源泉となるのか?」
 
分析内容:
回転寿司の代名詞である「レーン」の必要性と、そこから生まれる利益の関連性について徹底的に調査。独自の視点でこれからの回転寿司のあり方を提案しました。
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CASE.2:ANAホールディングス株式会社
リサーチクエスチョン(問い):
「激しい市場環境の中で、高いブランド価値と競争優位性をどう維持していくべきか?」
 
分析内容:
航空業界のブランディングや価格競争について分析。ライバルであるJAL(日本航空)との財務比較を綿密に行い、「ANA独自の強みがどこにあるのか」を鋭く考察しました。
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CASE.3:株式会社サンリオ
リサーチクエスチョン(問い):
「サンリオはどのような戦略によって、多様なIP(知的財産・キャラクター)を育成し、その人気を維持しているのか?」
 
分析内容:
エンターテインメントの巨人であるディズニーとの比較を展開。世界中で愛される人気キャラクターを次々と生み出し、企業としてさらに持続的成長を遂げるための具体的な手法を提案しました。
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グローバルな視座からビジネスの本質を学ぶ総評タイム

プレゼンテーションの後には古市様からの総評だけではなく、傍聴している学生からの質問やそこから発展したディスカッションが和やかな雰囲気で行われました。
古市様はビジネスパーソンとしてのリアルな視点から、学生の分析シートに対する解説や、より深い調査手法、説得力を増すグラフの見せ方など、実践的なアドバイスを数多く送られました。
特に印象的だったのは、「学生たちがプレゼンの中で『弱み』として挙げたポイントも、戦略のストーリー全体が繋がると、実は他社には真似できない大きな『強み』に変わる」という指摘です。固定観念にとらわれず、視点を変えて物事を見ることの重要性に、学生たちも深く頷いていました。

最後に、熱心に分析・発表を行った学生たちに向けて、古市様から未来へのエールが贈られました。
「今大学で学んでいる分析手法は、先人が多くの具体的事象を抽象的概念に練り上げたものです。これらを自分のものにしてください。そして社会に出てからも実践的に学び続けることで、将来は自分なりの抽象的概念を増やして社会を分析できるようになってほしい。そうやって知識や経験を積み重ねていけば、予測できない新しい局面にも対応できる適応力が伸びて、人生が圧倒的に楽しくなります!」

最先端のビジネスの現場で求められる思考力を肌で感じた岡野ゼミの学生たち。今回の経験は、これからの大学での学びや、その先にある就職活動、そして社会人としてのキャリアに向けて、大きな自信と確かな成長に繋がるステップとなりました。

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