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【経営学部】カナデビア株式会社取締役が総評!持続的成長を支える戦略策定に挑むPBL(課題解決型学修)

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 次世代ビジネスリーダーの育成を目的とする経営学のプロジェクト「ALP(アドバンスト・リーダーシップ・プロジェクト)」の一環で、岡野ゼミに所属する2年生がPBL(課題解決型学修)に取り組んでいます。岡野ゼミの課題は「経営環境の変化と事業再構築:成長戦略におけるイネイブラー」をテーマに持続的成長に資する次期戦略案を策定することです。
 今回のPBLはカナデビア株式会社(旧:日立造船株式会社)の取締役兼常務執行役員の橋爪様にご協力いただいており、課題の提示から最終プレゼンテーションにいたるまで、学生たちへ直接アドバイスをいただいています。

カナデビア株式会社ってどんな会社?

 大阪に本社を構えるカナデビア株式会社は、社会インフラと地球環境の未来を支える大手重機械メーカーです。
造船業をはじめ、鉄構やプラント、産業機械へと事業領域を広げてきた同社は、長年培った高度な技術力を強みに、現在は「環境・エネルギー」や「脱炭素」の分野で世界をリードしています。なかでも、ごみを衛生的に処理すると同時にクリーンな電気を生み出す「ごみ焼却発電プラント」の建設・運営では、国内トップクラスの実績を誇ります。確かな技術でサステナブルな社会の実現に貢献する、大阪、そして日本を代表するグローバル企業です。

PBLの課題

 激変の時代において、企業が10年、20年先もずっと社会から愛され、成長し続けるためにはどんな「作戦」が必要なのか——。今回のPBLでは、「経営環境の変化と事業再構築:成長戦略におけるイネイブラー」をテーマに、企業の未来を切り拓くロードマップの作成に挑戦しています。イネイブラー(Enabler)とは、戦略や目標の達成を“可能にする”人・技術・仕組みなど“起爆剤”を意味します。
学生たちはチームを組み、自由に研究対象となる企業を選定。カナデビア株式会社の実例などを参考にしながら、これまでのやり方に捉われない「事業のアップデート(再構築)」や、「成長の起爆剤(イネイブラー)」となる具体的な仕掛けを議論します。一時的なアイデアにとどまらず、未来に向けて企業がどう利益を生み出していくのか、本質に迫るプレゼンテーションを作り上げていきます。

プレゼンテーション

 発表当日、学生たちは緊張した面持ちで出番を待っていました。「直前まで資料を読み込んで修正を重ねた」「より良い発表ができるよう、今日まで何度も議論を繰り返してきた」と、どのチームも熱い想いを持って臨みました。
 今回発表を行った3班はそれぞれ「サイゼリヤ」や「メルカリ」、「PPIH(ドン・キホーテ)」といった身近な企業を調査。RQ(リサーチクエスチョン)を設定し、VRIO分析や5F(ファイブフォース)分析、両利きの経営など、日頃の授業で学んだ専門的な分析手法を駆使して各企業の実態を明らかにしていきました。さらに決算データや最新の取り組みを深く調査し、企業の現状から導き出した「これからの成長に必要なイネイブラー」を提案。例えばドン・キホーテを調査したグループでは、インバウンド事業に成長の鍵を見出し、来日前から帰国後まで一貫して買い物をサポートするDXプラットフォームの構築を提案しました。

総評

各チームの発表それぞれに対して、橋爪様から学生たちへ丁寧な講評をいただきました。橋爪様は講評を通じて、学生たちが今のうちから身につけるべき「3つの視点」についてお話しされました。
①学生としての制約がある中でも、自分たちにしかできない調査をすること
②お客様にどのような価値を提供するのか追求し続けること
③経営者はなぜその意思決定をしたのかという思考や覚悟に迫ること

「ネットで簡単に調べられることは、企業で働く人々もすでに知っている。なかなか聞くことのできないお客様のリアルな声を聴くなど、自ら行動して得たデータにこそ独自の価値が生まれる」と言い、行動することの重要性を強調されました。また、「その企業は本当にその新規事業に取り組みたいのか?目指したい方向性と合致しているか?という『経営者と同じ目線で考えることの大切さ』」を伝えてくださいました。そして、顧客と経営者の両方の視点で考えることが出来れば、経営学の学びがさらに楽しくなる、とのアドバイスを贈っていただきました。
学生たちは橋爪様からの貴重なアドバイスを真剣な表情でノートに書き留め、これからの未来に向けた大きな成長の糧としていました。

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