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【国際学部 フィールド・プロジェクト日本】京の宿 北海館 お花坊を訪問

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2025年12月21日、【国際学部】フィールド・プロジェクト(日本)の授業で、京の宿 北海館 お花坊を訪問しました。

フィールド・プロジェクト(日本)は国際学部の留学生のために設けられている授業です。参加学生はこの授業で日本の経済、社会、文化について学んでいます。フィールド・プロジェクト(日本)の授業では、参加学生はこれまで多くの企業、団体を訪問してきましたが、旅館を訪問したのは今回が初めてです。京都の旅館という日本文化、ホスピタリティを体現する場所での体験と学びは留学生にとって貴重なものです。参加学生は熱心に女将と若女将のご説明に耳を傾け、茶道体験に参加しました。

京の宿 北海館 お花坊は、京都・東本願寺の正面に位置する歴史ある和風旅館です。創業から100年以上にわたり、伝統的な木造建築と昔ながらの京都らしいおもてなしを大切にしてきた旅館で、日本国内外のお客様に愛されています。
お花坊は伝統を守りながら現代のお客様のニーズに応えるために日々努力を重ねており、伝統文化を次の世代に伝え、日本と京都のファンを増やすために、京都の伝統を支える職人さんたちとの協力を大事にしています。空間が限られていてもお客様を思う気持ちで工夫をすればその空間を楽しんでもらえる。そして、スタッフ一人一人が誇りを持ち、やりがいを感じながら働けるのであれば旅館文化は廃れないと女将の小西様が教えてくださいました。学生たちは小西様、スタッフの皆さんと積極的ディスカッションを行いました。

茶道体験

お花坊様の御厚意で、今回茶道体験の時間を設けていただきました。
最初はみんなが緊張していましたが、先生がお茶の楽しみ方を優しく教えてくださったおかげで途中からみんなが笑顔になりました。留学生にとって、普段利用する機会の少ない日本旅館で茶道を体験できたのも貴重な学びの機会となりました。参加学生は、自国と日本の宿泊文化とおもてなし文化の違いに気づき、日本文化を多角的に捉える視点を養うことができました。

参加学生の声

以下では、授業に参加した学生のコメントを紹介します。

  • 今回、京都の旅館「お花坊」を訪問しました。旅館を訪れるのは今回が初めての経験でしたが、この訪問を通して、ホテルと旅館の違いについて理解を深めることができ、とても貴重な学びとなりました。
    約110年前から続く旅館が、これまでどのように守り継がれてきたのかを学ぶことができました。長い歴史を持つ建物や文化を次の世代へ受け継ぐための努力は、本当に素晴らしいと感じました。特に印象に残ったのは、物を長く大切に使うという考え方です。この姿勢は、3RのReduce(ごみを減らす)につながる取り組みだと思いました。

  • お茶の体験はとても楽しかったです。茶道の先生から丁寧に教えていただき、英語でも説明してくださったことで、私たちを大切にしてくれている気持ちが伝わってきました。
    旅館から見える景色もとても美しく、心に残る体験となりました。

  • 木造建築で百年以上続く旅館が、どのように伝統を守りながら現代のお客様のニーズに応えているのか、また「住み続けられる街づくり」を実現するために、どのような努力を重ねているのかを学ぶことができました。
    さらに、茶道を体験し、日本の伝統文化に初めて触れる貴重な機会となり、とても良い思い出になりました。

  • 女将さんに館内をご案内いただき、館内の設備や装飾の随所から京都らしさを感じました。客室の鏡のデザインからも細やかな気遣いや伝統が伝わってきます。中でも、客室から東本願寺が見えたことが最も印象に残っています。客室の照明も東本願寺をモチーフにした形で、とても心に残りました。館内のどこを見ても、お花坊さんにはお客様へのおもてなしの心と、京都の伝統を守り続けようとする姿勢が感じられました。

  • 今回の見学を通して、ホスピタリティ産業において、お客様へのおもてなしがいかに大切であるか、また京都の伝統文化を生かすための工夫について、改めて理解を深めることができました。
    さらに、茶道はお茶そのものだけでなく、立て方や心構えを大切にする文化であることを実感しました。
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