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【法学部】大阪地方裁判所堺支部の見学会を実施
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法学部3年生を対象とする専門演習では、将来の進路(就職)志望に応じた特別カリキュラムとして、毎年、裁判所見学会を開催しています。
今年も、坂上 文一教授が担当する法学部3年生専門演習Ⅱ所属学生を中心として、2025年11月28日(金・他学部の学生研究発表大会開催のため臨時休講日)、国家公務員(裁判所を含む法律専門職)志望者を主な参加対象とする裁判所見学会を、昨年と同じ、大阪地方裁判所堺支部において、実施しました。
見学内容としては、まず、裁判員法廷を見学し、刑事部部総括の藤原裁判官から刑事裁判員裁判に関する解説を受けた後、合議用法廷を見学し、支部長の横田裁判官から民事、刑事の裁判手続に関する説明を受けました。その後、ウエブ会議システムを利用した民事単独事件、占有離脱物横領の刑事単独事件を傍聴して、実際の裁判を見聞しました。
最後に、堺支部の若手裁判官及び若手職員(書記官・事務官)の方々との質疑応答の時間を設けて頂き、本学参加学生からの質問内容等(裁判所の仕事として1番やりがいを感じたことは何ですか。刑事裁判と民事裁判で判決を考える難しさはそれぞれ違いがありますか。裁判所職員を目指すきっかけは何でしたか。裁判所で働くうえでワークライフバランスをどのように実現していらっしゃいますか。裁判所職員採用試験対策はどのように行われていましたか・・。)について、誠実にかつ実体験を踏まえた貴重なお話を伺うことが出来ました。
この見学会は、裁判官・裁判所職員という仕事の魅力を知り、本学志望学生のモチベーション向上にも役立つ、とても有意義な機会となりました。
大阪地方裁判所堺支部での見学会実施は今年で2回目となりますが、本学法学部では、今後とも、このような機会を増やし、法曹・法律専門職志望の学生のニーズに沿ったカリキュラムを展開していきます。