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大学院修了生の学術論文(査読付き)がCiNii とJ-STAGEで公開されました
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修士課程(経営学専攻)の24年度修了生、于(ウ) 子洋(シヨウ)さんと先輩の修了生、倪(ニ) 昳(テッ)傑(ケツ)さん(大阪公立大学後期博士課程進学)による研究論文が3月末に、学術誌(査読付き)に掲載されましたが、6月21日、さらに学術情報データベースのCiNii とJ-STAGEでも公開され、既に国立国会図書館にも所蔵されていたことが確認されました。
論文:「長寿企業の環境変化適応要因の構造的特定-ファジィQCAによるブール代数的生存条件分析-」
『HOSPITALITY:日本ホスピタリティ・マネジメント学会誌』、 第35巻,pp. 99-107, (2025-03-31公刊)
『HOSPITALITY:日本ホスピタリティ・マネジメント学会誌』、 第35巻,pp. 99-107, (2025-03-31公刊)
J-STAGE
CiNii
彼らの研究は、日本における老舗企業の存続条件をブール代数という分析手法を用いて明らかにしたものです。
日本には、長い歴史を経て今なお生き残っている「長寿企業」が多く存在します。しかし、最近はグローバル化が進展し、GAFAやP&G、LG、サムスン、スターバックスなど、外国企業と国境を超えた競争に晒されたことや、また、IT技術やAI技術の普及により、経営環境がかつて経験したことのないほど速いスピードで変化しているため、企業を長期に存続させることが難しくなっています。
さらにコロナ禍が追い打ちをかけ、それ以前とは生き残りの条件が変化している可能性が指摘されました。
(深瀬)