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【経営学部】東大阪で活躍する「社長」が語るマーケティングのノウハウ

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1/10(金) 東大阪市に会社を構える社長4名にご登壇いただき、経営学部の仲川ゼミ、徳丸ゼミに所属する3年生に向けての特別講演を行っていただきました。

お越しいただいたのは、マツダ紙工業株式会社の松田様、株式会社たくみ工芸の井村様、株式会社ネクサスの森様、株式会社心花(シェアオタニ)の青谷様の現役社長4名。企業の概要や、マーケティングについてお話しいただきました。

■社長が語る!企業のリアル

授業の前半では4名の社長による特別講演が行われました。日本企業の9割を占める中小企業と大企業の違い、中小企業ならではの魅力とは何なのか、社長から直接学びます。
中小企業の魅力の1つに「変化に対応するスピード感」をあげる松田社長(マツダ紙工業株式会社)からは、段ボールを使った製品の数々をご紹介いただきました。東日本大震災の際にはプライバシーを保護する間切りになる製品を提供、コロナ禍では飛沫感染ボード、大谷翔平の兜セレブレーションを再現できる段ボール製の兜など、意思決定が速いからこそ、時代に合わせた商品を提供できるというお話をされておられました。
また、人材派遣会社を運営する森社長(株式会社ネクサス)は、エリアや対象を絞ることで大企業に負けない強みを生み出す経営戦略のお話をしていただきました。地域に特化することで、より地元企業で活躍する方々の課題に寄り添うことができる「企業としての魅力」や、大企業と比べて転勤リスクがなく働きやすい環境であることなど「労働者側のメリット」などを語っていただきました。

■社長と語る!グループディスカッション

授業の後半では、興味をもった企業ごとに分かれてのグループディスカッションが行われました。チームごとに自由なテーマで社長と学生が話し合います。ネット通販の導入課題やコラボのリアル、地域特性を活かしたマーケティングなど、具体的な販売戦略を社長と討論するチームや、社長ならではの体験談やリアルな会社の雰囲気、広告戦略を聞き出すチームなど、さまざまなテーマが議題に上がりました。

学生たちも普段接することのない「社長」と話す機会に、色々と質問を行い、興味深そうに話を聞いていました。これからより専門的に企業経営やマーケティングを学ぶ学生たちにとって非常に貴重な体験となりました。

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