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春節の留学生支援—「孤立させない!」を目指して—
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日本でも海外でも「お正月」は特別な意味を持ちます。
家族との時間がかけがえのないものであるという点は、いつの時代も変わりありません。
特に、普段家族や親戚から遠く離れて過ごす人々にとって、「お正月」の家族団欒は愛おしいものです。
「お正月に大切な人たちから遠く離れて過ごす人々」。
その中に、日本に留まり、本学で学ぶ留学生達もいます。
コロナ禍が始まって2年。
留学生たちもまた、
「母国に帰れない」
「なかなかアルバイトが見つからない」
といった逆風に耐えながら、必死で頑張ってきました。
「春節」を迎えて、そんな彼ら、彼女らに、大学からささやかなプレゼントを贈りました。
故国の香り
今回プレゼントしたのは、手作り餃子やみかんなどです。
メインはもちろん「手作り餃子」。

中国で餃子は「春節」を祝う料理の一つとして知られています。
「春節」は、陰暦の1月1日で、アジアの多くの国の「元日(今年は2月1日)」です。
担当の職員が作った「故国の香り」を感じさせる手作り餃子に、
受け取った留学生達は顔をほころばせながらこう語りました。
「まさか、春節の時期に日本で手作りの餃子を食べられるとは思いませんでした。」
「1人だったら寂しかったと思う。ありがとうございます」

本学では、これまでSNSでの密な連絡や、
コロナ禍における留学生の孤立感を軽減する取り組みを積極的に行ってきました。
今回の取り組みもその一環です。
「誰も取り残さない支援」を実現すべく、
教職員一同これからも学生のサポートに邁進していきたいと思います。