トピックス TOPICS

教育研究 2015.06.25

経済学部髙橋ゼミで商店街の魅力を伝える『やおセレクション』を刊行

 経済学部髙橋ゼミ(指導教員:髙橋慎二准教授)では、地域中小企業の存立のあり方について研究しています。2013年2月、本学は、八尾市と包括連携協定を締結しました。この協定でも確認された「共同による調査研究及び事業の実施に関すること」の取り組みの一環として、2014年度より髙橋ゼミでは、商業分野を中心に、とりわけ商業集積(商店街)が抱えている課題の抽出とその解決のあり方を探る「八尾市産業振興・まちづくりにかんする調査研究」プロジェクトを八尾市との連携のもと立ち上げました。これまで地域商業者・商店街の協力のもと、アンケート調査や社会実験を通した効果の検証等を通して、政策的に寄与することができるように、得られた結果を八尾市の政策当局や商業者・商店街に随時フィードバックしてきました。
 
 髙橋ゼミでは、本学の八尾駅前キャンパスが立地する、八尾市内最大の商業集積地である近鉄八尾駅周辺の商店街地域を調査研究活動のモデル地区とし、調査研究活動を進めてきました。その課題の1つとして、商業者・商店街と消費者との間の情報発信・受信機能をより向上させる必要性があることに着目しました。この課題は、八尾市に限ることなく、全国の商業者・商店街の多くが抱えている問題でもあります。そこで、具体的にどのようなことができるか、先進事例の現地調査等も重ねて検討を進めてきました。その結果、両者の情報の橋渡し役(中継役)を若者(大学生)が担うことにより円滑に取り組むことができないかと考え、今回、当該地域の商業者・商店街を中心に、商店街の魅力やイベント情報について発信した情報誌『やおセレクション』の刊行に取り組みました。読者のターゲット層は大学生世代としていますが、十分に他の年代層の方々にもお楽しみいただける内容となるように目指しました。店舗の選定や記事の作成、写真撮影を含め、すべてをゼミ生が担当しています。これからの消費者層の中心を担っていく彼らの「価値観」を、商業者・商店街の方々にお伝えできればとの思いもあるためです。今後は、効果の検証等を進めるとともに、次号の発行に向けて取り組んでいきます。本学のキャンパス内だけではなく、当該商店街、八尾市役所本庁舎をはじめとする八尾市関連施設等に設置しています。ぜひ一度直接お手に取っていただき、ご覧いただければと思います。

このページを他の人と共有する