Human Economics.
経済学部 経済学科
FACULTY OF ECONOMICS
Department of Economics

総合政策コース POLICY STUDIES

公務員・企業で活躍できる政策立案能力を身につける

近年では、経済分野の専門家の力が必要とされる問題が増え続けています。景気回復、経済格差と貧困の解消、高齢化対策…。このコースでは、経済学の基礎知識や思考法を学んだ上で、「経済政策」「社会政策」といった各種政策の影響について学修。さらに経済学の観点から現実の諸問題を分析して解決に導くための力を養い、これを行政やビジネスの場で活かすことができる人材を育てます。

めざす進路

  • 公務員
  • 製造業界
    (メーカー)
  • 企業の
    企画・管理部門
  • 中学・高校の
    社会科教員

関連する資格

  • 中学校教諭一種免許状(社会)
  • 高等学校教諭一種免許状(地理歴史)
  • 高等学校教諭一種免許状(公民)

関連するプログラム

経済学部公務員プログラム

都道府県庁・市役所・区役所、警察・消防をめざす学生をバックアップ。

総合政策コースの特徴

01 行政やビジネスの現場で発揮できる
経済学的思考や知識を幅広く学ぶ。

経済の知識や経済学的な思考を学んだ上で、現実にある諸問題と対策について学修。具体的には、物価や雇用の安定および環境との調和を保ちつつ経済成長を図る「経済政策」、働く人の権利とすべての人々の生活保障を図る「社会政策」などについて、その内容と社会的影響への理解を深めます。

経済政策論 経済政策論

経済政策論

まずミクロ経済学の基礎を学んだ上で、市場への政府介入の事例として、価格規制、課税、保護貿易などを取り上げ、経済政策が及ぼす影響について学びます。

環境経済学(政策) 環境経済学(政策)

環境経済学(政策)

温暖化や生物多様性の減少など、地球環境問題を解決するための経済政策を中心に学修。例えば温暖化問題では、排出権取引、環境税などについて学びます。

社会保障 社会保障

社会保障

社会保険制度を柱とし、公的扶助で補完する日本の社会保障について学修。また生活保護、老後の生活保障などの仕組みと課題を、国際比較を交えながら学びます。

農業経済論 農業経済論

農業経済論

食の欧米化など戦後日本の食生活の変化と、WTOやTPPなど農産物自由化交渉の現状と課題などについて学び、現代日本の農業の重要性について理解を深めます。

02 学内外での体験学修プログラムで社会での実践力を養成。

地域社会や実業界の人々と交流を図りながら、社会での実際の問題解決に挑戦する、体験型の学修プログラムを充実。調査や分析、施策の企画・立案など、実体験を通じて楽しく学びとることで、社会で通用する実践的な課題解決力と行動力を備えたアクティブな人材を育てます。

フィールドスタディでは、地域の企業などを見学。

フィールドスタディでは、地域の企業などを見学。

プレゼンテーション能力を育成。

「学生研究発表大会」で、社会で必要な
プレゼンテーション能力を育成。

03 Sコース・教員採用試験対策講座との連携で、
公務員、社会科教員をめざす。

正課内の「経済学部公務員特別演習」により、公務員をめざす学生をバックアップ。さらに、Sコース「公務員講座」では、4年間一貫で体系的・段階的に公務員採用試験対策に取り組めます。また、教職課程の履修と「教員採用試験対策講座」の受講などにより、中学校・高等学校の社会科教員をめざすこともできます。

履修モデル

履修モデル

履修モデル一覧を見る

※この表は2018年度入学生のカリキュラムに基づいて作成したものであり、内容は一部変更となる場合があります。