2023.11.24 トピックス 経済学部生の海外留学 帰国レポート 学生生活 教育・研究 留学・国際交流

 
 2023年度の海外留学プログラム。「留学」と言えば国際学部のイメージが強いですが、実は他の学部でも学生を積極的に海外に送り出しています。そこで今回は、アメリカ・サンフランシスコの海外語学研修に参加した経済学部生の体験談をご紹介します。
 

(経済学部2年生)コロナを越えて掴んだ、念願の留学

 高校時代、楽しみにしていたアメリカへの修学旅行がコロナで中止。その他の国際交流行事も内容が大幅に変更になりました。「海外に行きたかったのに…」とやりきれない気持ちを抱えながら高校を卒業し、大学へと進学しましたが、そこで出会ったのが大阪経済法科大学の海外留学プログラム。この夏、修学旅行で行けなかったアメリカ・サンフランシスコに留学するという夢を叶えることができました。

 到着して数日間は英語が全く通じず、また、不安や緊張のあまりホストファミリー宅から逃げ出したこともありました。でも、「せっかく来たんだから」と気持ちを奮い立たせ、授業が終わった後も、色んな人に自分から積極的に話しかけていきました。食堂も公園も、私にとってはすべて英語を勉強できる場所。最初はジェスチャーを交えながらでしたが、間違いを恐れない強い気持ちでコミュニケーションに努めた結果、周りの人たちが話す内容が段々と理解できるようになっていきました。

 学校での授業。「あ、聴こえる、分かる」ことに気がつき、リスニング力の伸びを実感できました。特にうれしかったのは、身につけた「リスニング力」のおかげで、研修中に台湾人のクラスメイトと仲良くなれたこと。同世代ならではの話題で盛り上がり、その関係は帰国した今でも続いています。

 

 留学を終えた今、海外に対する単なる「興味・関心」が「学びへの欲求」へと変わりつつあります。モチベーションも日に日に上がっていることを実感でき、将来的には長期の留学や海外インターンシップへの参加など、さらなる高みを目指してチャレンジを続けたいと思います。