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海外語学研修 帰国レポート第4弾 from Auckland

2023年度海外留学に参加した学生たちの「声」を届ける「海外語学研修帰国レポート」。第4弾はニュージーランド・オークランド大学に留学した学生の体験談を紹介します。
(国際学部3年生)ホストファミリーとのかけがえのない時間
入学当初、コロナの影響で断念せざるを得なかった留学が、3年生になってようやく実現しました。「大阪みたいな都会よりも自然豊かな場所がいい」-そんな単純な理由で、ニュージーランドのオークランド行きを決めましたが、帰国した今、その選択は正しかったと思っています。
授業などで「英語を話さないといけない場面」に直面したとき、これまでは雰囲気やノリでその場をしのぐことしかできなかった私ですが、留学を機に一念発起。現地での生活や日々の授業では正確な英語を使うように心がけました。単語ではなく文で発話すること、理由と共に自分の意見を述べること-こういったトレーニングに、意識し集中して取り組むことで、論理的思考力が身に付き、テストで課されたエッセイで高得点を取ることができました。
授業が終わったら、屋外のバスケットボールコートへ向かうのが日課です。ある日そこで練習をしていると、背の高い男性から「一緒に練習しよう」と誘われました。聞くと彼はオークランド大学のバスケットボール部学生。この出会いをきっかけに共に汗を流す仲となりました。
そして何より特別だったのが、ホストファミリーと過ごした時間。例えば、一緒に夕食の準備をしたり犬の散歩に出かけたり…そんな何気ない日常が私にとってはとても新鮮でした。次第に距離が縮まり、関係が深まり、まるで本当の家族の一員になったように感じました。ホストファミリーと、ニュージーランド南島のクライストチャーチに旅行した際、一緒に見上げた空に映ったオーロラは、今も脳裏に焼き付いています。すべてが忘れることができない思い出です。
今後は自分が留学生だった経験を活かし、日本に留学している学生のサポートに積極的に関わっていきたいと思います。
