2023.05.12 トピックス 2023年度関西学生春季卓球リーグ戦で卓球部が奮闘!! キャンパス 学生生活


 関西学生卓球リーグの春季リーグ戦が4月29日(土)から5月7日(日)の期間に開催されました。
 関西学生卓球リーグ戦は、春と秋の年2回開催され、関西学生卓球連盟が主催する大会の中で、最も権威ある大会です。関西学生卓球連盟には、現在50大学が加盟しており、本学卓球部は最上位の1部リーグに所属し、母校の名誉と誇りをかけた熱い戦いが繰り広げられました。



 コロナ禍の影響により、今年の4年生は、2年間リーグ戦が中止となり、非常に悔しい思いをした学年でもありますが、今年度はようやく通常通りの形でリーグ戦が実施されることとなりました。1部校(全8大学)は、試合前に静寂な体育館の中で、1校ずつが大学の校歌を斉唱した後、試合が始まります。

 今回の春季リーグ戦で特に印象に残っている試合は、5月5日(金)の関西大学との試合です。関西大学と対戦するまでは接戦をものにすることができず3連敗で、チームは非常に苦しい状況であり、選手の緊張感は最高潮でした。リーグ戦は先に4勝した方が勝利となり、この試合は4番手の選手が終了した時点で、1対3で負けており、絶体絶命のピンチでした。5番手と6番手の選手は接戦を制して勝利し、3対3までもちこみ、ラスト7番手の選手の勝負となり、4年生の赤塚玲麻(経済:4年)にすべてが託されました。そして、その試合もセットカウント2対2の7-10であと1点取られたらチームの敗退が決定するという場面から、見事大逆転勝利をおさめ、チームを勝利に導いてくれました。
 この試合をきっかけに、その後は、近畿大学、龍谷大学、京都産業大学に勝利し、本学卓球部は、通算4勝3敗で5位という結果を残すことができました。この結果、7月に開催される全日本大学総合卓球選手権大会への出場権も獲得することができました。



 今回の春季リーグ戦は、奇跡的な勝利が何試合もあり、本当に選手は頑張ってくれたと思います。また、選手の頑張りはもちろんですが、応援の力をものすごく感じた大会でした。現在卓球部は32名の部員がおり、試合に出場できる選手はわずか6名です。今回出場した選手は、試合に出場できる喜び・幸せを感じ、そして応援をしてくれたチームメイトに対して感謝の気持ちを持ち続けてほしいと思います。
 これからさらに良いチームになっていくためには、選手一人一人が思いやりの気持ちを持つということが大切だと思うので、また次の大会に向けてチーム一丸となって頑張っていきたいと思います。
 
卓球部監督 勝 健真(経営学部准教授)