2023.04.04 トピックス 2023年度入学式が挙行されました キャンパス 学生生活


 2023年4月3日(月)に花岡キャンパス総合体育館「尚淑館」において、第53回大阪経済法科大学入学式、第9回大阪経済法科大学大学院入学式が挙行されました。4学部983名、大学院15名の新入生が本学での学生生活をスタートさせました。

 入学式では、各学部・大学院の新入生代表が宣誓を行いました。
 宣誓では、紛争や貧困によって困難な環境に置かれている人々の力になるために弁護士になる夢、地元に貢献する公務員になる夢、カナダやアメリカなど多文化社会である国への留学に挑戦したいという学びへの希望、消費者目線に立ち顧客ニーズに応えるための消費者心理についての学びを深めたいという意欲などが示されました。
 
 脇村副学長は、式辞で、自らの経済史の知見から歴史を振り返ることの意味、インドへの留学経験で学んだことに触れながら、「大学で様々なことにチャレンジしてください。皆さんが本学で学園生活を満喫することだけで、大きな成長を得ることができると確信しています。大学生活の先輩として、痛感することは、4年間は長いようで実は非常に短いものです。この濃密な4年間で人生の最良の思い出を作ってください。」とエールを送りました。

 新入生への歓迎の言葉として、在学生代表挨拶の経済学部4年生の先輩から、学生研究発表大会での経験、卒業論文の研究テーマ、ボランティア活動の経験に触れながら、「仲間を作り、仲間とともに何かに取り組んでいくこと」「大学時代に様々な経験をすること」の大切さをアピールしました。

 式典終了後には、新入生歓迎行事として、人工芝グラウンドに特設ステージが設けられ、クラブ・活動サークル紹介、お笑い芸人ライブ、ダンス・音楽系クラブによるパフォーマンスが行われました。また人工芝グラウンド上に各クラブ・サークルのブースが設置されており、新入生はどのクラブに入ろうか迷いながら、各ブースを訪れ先輩学生や新たな仲間との交流を楽しんでいました。




 また、新入生のご家族を対象に、各学部の教育内容や授業・学生生活を伝える新入生父母教育懇談会や奨学金説明会が開催されました。
 
 今年度の新入生の多数の皆さんは、高校の入学式が中止になり、その後の学園生活では友達とは対面では長い期間会えず、文化祭や体育祭等の行事も中止になり、友人のマスクを外した顔をなかなか見ることのない、通常ではありえない環境の中で高校生活を過ごすことを余儀なくされてきました。
 
 本学においてもこの4月1日から、マスク着用を任意・個人の判断をすることをはじめ、感染予防のための様々な制限を解除しました。つまり、教育、研究、課外活動も、基本的な感染対策を行いながら、コロナ禍以前の「日常」に戻ることになります。新入生の皆さんが高校生活の中で、なかなか体感できなかった学生生活のダイナミックさを、本学での新たな生活の中で感じて欲しいと思います。