2022.10.17 トピックス カナダ・トロントからの留学リポート 学生生活 教育・研究 留学・国際交流


 今年度、経法大生たちは様々な国で海外留学に参加し、学修に励んでいます。
 今回は、現在、カナダ・トロント大学に留学中の国際学部3年生 谷口恵里さんのリポートをお届けします。

 

トロント大学での授業



 トロント大学では、午前8時30分から授業が始まり12時30分に授業が終わります。授業は午前中だけですが、内容が濃く深い学びと新しい価値観を見いだせる取組を行っています。例えば、授業ではたくさんのディスカッションがあり、発言することが必須なので、違う考えを持った人と意見を交換できるいい機会となっています。またトロント大学では、世界中の人が年齢関係なく学びに来ているため、世界各国を訪問している社会人の方も学びに来ており、広く内容の深い意見や考えに触れることもできます。そのため、日頃から自分の意見や考えを持ちそれをシェアすることが、いかに重要なのか実感します。
 クラスメイトともコミュニケーションを図り、放課後に分からなかったことをシェアして、一緒に学修することができます。クラスメイトからは、本当にたくさんのことを学ぶことができる上に、自分の考えやわからないところを共有することができます。また、日常生活の中で、自分なりに楽しさを見つけることも留学の醍醐味の1つなのかもしれません。通学の際に、地下鉄とバスを利用するのですが、優先座席では積極的に声をかけ席を譲ることが当たり前で、日頃の生活でもいかにコミュニケーションを取ることが大事なのかを学ぶことができました。

 

放課後のアクティビティ



 さらに、様々なアクティビティに参加して、見聞を広めることができます。トロント大学のアクティビティに参加することで、他のクラスの学生と関わる機会も得ることができ、友人の輪が広がります。一番印象に残っているのは、ナイアガラの滝のツアーです。なぜなら、トロント大学以外の学生と知り合えた他にも、様々な国の出身の人に出会えたからです。トロント大学の語学クラスは、南米やアジアの学生が多いのですが、このツアーではヨーロッパや中東出身の学生にも出会うことができました。
 そのほか、シティパスを使って積極的にトロントの街を散策しています。ロイヤル・オンタリオ・ミュージアムというカナダで1番大きい博物館に訪問しましたが、その展示数に圧倒されました。無料でガイドの展示案内があり、リスニングの勉強にもなるのでぜひ参加することをお勧めします。
 留学生活は、毎日新しい出会いと刺激があり、とても充実しています。帰国までに少しでも成長して英語運用能力を向上できるように、日々の学修に加えて様々なことに積極的にチャレンジしたいと思います。