2022.06.20 トピックス アメリカ合衆国・オハイオ州クリーブランドから -LIVE中継報告 教育・研究 留学・国際交流



金曜日の夜、学生達がZOOM上へ集います。
日本時間晩10時。画面の向こうは朝9時です。
大阪から遥か11,000km、アメリカ・クリーブランド(Cleveland)からのLIVE中継が始まりました。
 
本学は、昨年、コロナ禍の中で留学を再開し、今年も実施に向けて動いています。
昨年度の経験を活かしながら、学生も教職員も、万全な体制の構築を目指しています。
 
留学派遣前の現地視察もその一環。今回も本学の担当者が現地に赴き、派遣先大学の担当者との協議、宿舎や病院、緊急時の受入態勢のチェックなどに奔走しました。
 
今回の「LIVE中継」は、現地の様子や視察結果を学生、保護者の皆様と共有するために実施されたものです。
 
担当者がカメラを片手にClevelandの「今」を紹介し、その後、担当者、あるいはホストファミリーの動画メッセージが流れます。「視聴」のあとはQ&Aセッション。学生、保護者の皆様の不安や疑問に、本学の担当者が、対象を画面へ映しながら一つ一つ丁寧に答えていきます。
 
 

 

Looking forward to meeting you!! ―ホストファミリーからのビデオメッセージ―

 
 

学生達が特に真剣に見入っていたのが、受入予定のホストファミリーからのビデオメッセージ。
 
「このような中で母国を離れアメリカにやってくる学生達のために」と、すべてのホストファミリーが集まり、動画の撮影に協力してくれました。
 
心温まるメッセージと激励のコメント。最後は皆が”Looking forward to meeting you!!”(会える日をたのしみにしていますよ)と、笑顔で呼び掛けてくれました。これには、学生も”うっとり”。画面を見つめる顔に自然と笑みがこぼれます。
 
 
 
微かですが、コロナ禍からの出口が見えてきました。一方で、国際情勢の複雑化、急激な円安など、世界は目まぐるしく変化し、まだまだ安心はできません。
 
留学に参加する一人ひとりの学生がしっかり準備し、実りある留学を実現してくれることを期待しています。
 
本学としても「安全な留学」に向けて力を尽くします。それは、自ら定めたゴールに向かって、果敢に挑む学生達、背中を押してくれる保護者の皆様への「エール」でもあります。