2024.01.29 トピックス 学長特別表彰の授与（1月） 学生生活
左から、新川さん、浅田さん、中井学長、ゴさん、川北さん1月24日（水）11時から学長特別表彰授与式が開催されました。
学則第33条に基づき、学術、課外活動等において顕著な功績があり、他の学生の模範となる4名が表彰されました。昨年12月の2名の表彰に続き、今回で計6名の学生が表彰されています。
表彰された学生は、経済学部経済学科4年生 川北 純平さん、ゴ 佳琪さん、経営学部経営学科1年生の浅田 将輝さんと新川 愛美さんです。
川北さんは国家一般職採用試験合格（防衛省本省所在機関）に、ゴさんは慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程に合格しました。浅田さんは全日本テコンドー選手権大会キョルギ男子-58㎏級で優勝、新川さんは全日本テコンドー選手権大会キョルギ女子-57㎏級で優勝しました。
表彰式では、学長から賞状と副賞としての金一封が奨学費として授与されました。
中井学長から表彰を受ける新川さん
中井学長から表彰を受ける川北さん、左にゴさんと浅田さん
中井英雄学長から、受賞者各人の功績を讃え、今後の活躍に向けて言葉が贈られました。また、川北さんの指導教員である米山経済学部長（経済学部教授）、ゴさんの指導教員である山垣学長補佐兼経済学研究科長（経済学部教授）、浅田さん新川さんを指導しているテコンドー部監督山下氏（教務課職員）から祝福と激励の言葉贈られました。
米山教授からは「日本の安全保障や国防に貢献したいとの希望をもち勉学に励み、見事に合格されました。国家公務員試験の合格には広範囲の学修が必要であり、経済学部の専門科目だけでなく、法学部の授業も履修し法律科目にも対応できるようにし、1日8時間以上勉強するなどその努力には敬服します。またKEIHO Business Idea Presentation（BIP）プログラム に参加し、チームの取り纏め役の経験を積んだほか、経済学部学生研究発表大会では金賞を受賞されるなど実力を証明されました。卒業論文でも行動経済学の観点から調査・分析を行っており、入省後も職務に活かしていけると確信しています。厳しい試験に打ち勝ったこと、国に貢献するという誇りを持って人生を歩んで行ってもらいたいと思います。」
山垣教授からは「ゴさんの進学される慶應義塾大学大学院経済学研究科は、日本でもトップクラスの研究機関であり、そこに進学できたことは素晴らしく、将来大学教員を目指すゴさんにとって、よい出発点になりました。大学院では英語での文献研究など苦労されることもあると思いますが、TOEICスコア980を取得するなど英語教員からも絶賛される語学能力も有しており、日本を超えて活躍できる素質があります。研究では壁にあたり順調にいかないこともありますが、考え抜いて突破してもらいたいと思います。」
山下監督からは「今回の全日本選手権大会の結果は、テコンドー部が昨年４月に活動を再開して以降、部員が少ない中でも目標に向けて真摯に競技に向きあってきたことが実を結んだものであり、指導者として素直にうれしさを感じています。夏の韓国遠征や国際大会での海外選手との対戦経験、日々の練習での努力により、大きく成長しました。これから、日本の枠を超えて国際大会でも活躍できる選手に成長してもらいたいと願っています。さらに大きな目標に向かって共に頑張っていきましょう。」
との激励がありました。
指導教員、監督から言葉を贈られる、新川さん、浅田さん、ゴさん、川北さん
受賞にあたり、
川北さんは「指導いただいた米山先生にお祝いと激励の言葉をいただき、身が引き締まる思いです。今後、国の政策の中枢に携わる一員として業務をすることになるので、大学で培った知識と経験を活かし精一杯頑張りたいと思います。」
ゴさんは「留学生として本学に入学し、諸先生から様々な知識を教わり、研究指導を受けられたことを感謝しています。進学後も先生方の指導をうけてすすめてきた研究をさらに深化させ、成果が出せるよう努力していきます。」
浅田さんは「全日本選手権で優勝できたのはうれしく思っています。しかし、12月に行われたオリンピックアジア大陸予選日本代表選手選考会では2位に留まり、とても悔しい思いをしました。次のオリンピック出場を目指してこれからも励んで行きたいと思います。」
新川さんは「学生選手権、全日本選手権で優勝できましたが、2年生でも優勝し連覇したいです。海外でも活躍できる選手となれるように、着実に練習を積み重ねて行きたいと思います。」
とこれからの抱負を述べられました。
4人のこれからの活躍を、心から祈念いたします。
おめでとうございます。
米山教授（経済学部長）と川北さん
山垣教授（学長補佐兼経済学研究科長）とゴさん
山下テコンドー部監督、と新川さん、浅田さん