2023.11.08 トピックス トロント大学 留学リポート① 教育・研究 留学・国際交流
2023年の夏から、経法大生たちは世界各国に飛び立ち、留学先での学修に励んでいます。
今回は、トロントのトロント大学(オンタリオ州)に留学中の平尾大智さん(国際学部3年生)のリポートをお届けします。
これから留学を考えている、海外での生活を知りたい、英語力の大幅アップをしたい方にはとっておきの内容となっておりますので、最後までお楽しみください。
大学での授業
トロント大学では、8時30分から授業が始まり、午前中に授業が終わります。クラスはそれぞれのレベルに合ったクラスに分けられており、同じぐらいのレベルの学生が集まっています。自分の英語に自信がなくても、間違えることを恐れずに参加できる、とてもいい環境だと思います。授業では、毎日さまざまなトピックが用意されており、クラスメイトとディスカッションをするので、英語のスピーキング力向上にうってつけです。また、ディスカッション中には、自分の意見をしっかり持つ必要があることを改めて感じました。ディスカッションで出されたトピックのなかで、授業中に調べても分からないことがあれば、先生からの追加情報が提供されたり、別の表現で何度も優しく教えてくれます。
トロント大学では、1ヶ月に1度クラスが変わるのですが、クラス最後の課題として、ファイナルプロジェクトがあります。クラス内でチームを作り、vlog(video blog)やインタビュー動画を撮るというものです。ダウンタウンや学校を舞台に、物々交換によって大金持ちになっていく「わらしべ長者」を模した動画を撮ったり、カナダズ・ワンダーランドにいってvlog を作成したりと、貴重な経験になりました。「わらしべ長者」の動画を作った際には、たくさんの人に話しかけてコミュニケーションをとることができ、何か交換する物がないかと必死に探してくれて、現地の方々の暖かみを感じることができました。
放課後のアクティビティ
トロント大学では毎日アクティビティがあります。アクティビティでは、野球を観戦したり、博物館を訪れたりします。その中で最も印象に残っているのは、ダウンタウンからほど近いところにあるトロント・アイランド(Toronto Island)です。
私は自然が大好きなのですが、トロントの中心地は高層ビルが立ち並ぶ大都会であり、雄大な自然を感じられる場所があまりありませんでした。そんな中、トロント・アイランドには美しいビーチがあり、夕方に見るサンセットはとても綺麗でした。自然に囲まれたアイランドからは、夜に光り輝くトロント中心地の摩天楼を遠目から眺めることができ、非常に感動しました。その他にも、ナイアガラの滝はとても迫力がありました。ナイアガラの滝近くの街並みはテーマパークのようであり、毎日が驚きにあふれています。
上記のアクティビティには、他のクラスの方もたくさん参加しているので、トロント大学を検討している方は積極的にアクティビティに参加するのをおすすめします。また、街を歩いていると現地の人が話しかけてくれることが多く、何気ないコミュニケーションをとることができるので、観光をしながらも英語力を高めることができます。移動手段として、ストリートカーや電車を使うのもよいとは思いますが、自分の足で街を歩いていると小さな発見や新しい出会いがあり、目に映るものすべてが新鮮です。