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2025年秋 “J-Talk”(日本語会話レッスン)が始まりました
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「にほんご、ニホンゴ、日本語」
日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字の3つの文字を使い分ける必要があることに加え、一つの漢字が多数の読み方を持っていたり、敬語が複雑であったりと、「学習者泣かせの言語」と言われます。一方で、日本語が様々な国籍や文化的背景の留学生たちをつなぐ役割を果たしていることも事実です。そのような経緯から、本学ではさまざまな日本語学修支援を行っています。
そのうちの一つが“J-Talk”(日本語会話レッスン)。11月4日に初回のレッスンが実施され、秋学期に新たに入国した留学生たちが講師役を務める日本人学生たちと心を通わせました。
この日のテーマは「推し」。大好きなアニメやゲーム、食べ物など、自分の情熱を傾ける人・ものについては、伝えたいことがあふれます。ときには適切な表現が見つからずもどかしい思いをすることもありますが、言いたいことが伝わったときはこの笑顔。一つの共通点をきっかけに会話が弾み、互いに打ち解け、交流室はあっという間に活気に包まれました。
「楽しい!日本語を話すよい機会になった。」「毎日“J-Talk”に来て、参加者との関係を深めたい。」とうれしそうに話してくれたのは、中国から来た留学生です。
一方、留学生から質問を受けた日本人学生たちは、とっさに答えられず戸惑いの表情。「日本語って難しいですね…」と感想を漏らしていました。
彼女ら/彼らは日本語Teaching Assistantプログラムに参加予定の学生たちで、来年3月、中国/ベトナムで日本語を教える経験を積みます。
ここに集う学生たちは、生まれ育った国も、話す言葉も、慣れ親しんだ文化も、違います。それらを全て越えたところに広がるのが、“J-Talk”の世界。本学の学生であれば、いつでも、誰でも、歓迎します。