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大阪経済法科大学 × 株式会社飯田 産学連携講義

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日本酒業界の動向と長龍酒造株式会社の魅力

株式会社飯田様をお招きし、日本酒業界の最新動向と長龍酒造株式会社の酒造りについてご講義いただきました。株式会社飯田は、酒類卸を中心に酒米製造・精米機開発・海外展開など、多方面から業界を支える総合酒類事業グループです。1963年には奈良県広陵町に長龍酒造株式会社を設立し、自社酒蔵として運営しています。「吉野杉の樽酒」など地域性豊かな銘柄を展開し、飯田グループの理念と品質を体現しています。「三方よしの経営」の考えのもと、生産者・消費者・流通の橋渡し役を担いながら、柔軟な対応力で飲食文化の発展に貢献しています。

■日本酒業界の動向

講義ではまず、株式会社飯田のグループ企業による酒造りの取り組みが紹介されました。その後、日本酒業界の最新トレンドとして、コロナ禍からの回復や若者・海外での人気の高まり、飲み方の広がりなどが語られました。海外でのSAKEブルワリーの誕生や、クラフトサケの魅力も伝えられました。

■長龍酒造株式会社と酒造りへのこだわり

講義の後半では、奈良県の老舗酒蔵「長龍酒造株式会社」について、ご紹介いただきました。日本酒の製造工程について、精米から発酵、熟成に至るまでの流れが、職人の技とともに紹介されました。また、定番商品や限定酒など、それぞれのブランディングに込められたこだわりにも触れてご説明いただきました。近年では、SDGsの視点を取り入れた取り組みや、新しい消費者層とのつながりを意識した挑戦など、今後の展望についてもご説明いただきました。
学生たちは、講義の内容に高い関心を示しながら、熱心にメモを取る姿が見られました。

■次回:長龍ブリューパークでのフィールドワークへ

本講義の理解をさらに深めるため、学生たちは長龍ブリューパークでのフィールドワークに臨みます。実際の酒蔵に足を運び、現場でしか得られない学びを体験します。

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