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【国際学部】国際キャリア演習をのぞいてみました
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近年、就職活動が早期化しています。本学では、1年生から3年生まで、就職活動をはじめ、将来の進路について学ぶキャリア形成科目が設置されています。これらのキャリア形成科目を段階的に履修することで、早期化する就活に、万全の準備ができるようになります。
そうしたキャリア形成科目の中で、今回は、国際学部3年生の科目である国際キャリア演習の様子をお伝えします。国際キャリア演習は、企業での経験が豊富な教員が担当し、就活に対する実践的な知識を学べる少人数制の授業です。この日は「〜企業の探し方、求人票の見方〜」について講義が行われました。
企業研究入門
就職活動が早期化するにあたり、3年生の時のインターンシップの重要性は増しています。授業では、就活ナビサイトを活用した夏のインターンシップ参加に向け、企業の探し方と求人票の見方を学びました。受講生は関心を持った企業へ実際にエントリーを行い、最終的に、授業内で全員が業界研究セミナーや企業ページへエントリーを完了することができました。
本日の授業で操作した就活ナビサイト「マイナビ」には受講生が、キャリアセンターが主催した就活シリーズ講座のナビ登録ガイダンスにより、すでに登録を済ませていたため、作業はスムーズにを進みました。
その後は企業情報を拾い出すワークシートに取り組み、どのような情報に注目すべきか、その情報が何を意味するのかを学習しました。
企業研究は内定取得のための必須条件
なぜ、企業情報が大切なのか。それは、企業研究が内定取得に欠かせないからです。就職活動で、多くの学生が苦労するのが、この企業研究です。企業研究とは、企業のことを深く知ることです。書類選考を通過すると面接がありますが、面接で必ず聞かれるのが、その企業を志望した理由です。
「御社の製品が好きだからです」とか、「御社は知名度が高いので、子供のころから憧れていました」といった理由だけでは、面接を通過することは、なかなかできないでしょう。
つまり、ある企業を志望する動機として、その企業の商品や、サービスが好きだからという理由だけでは、十分ではないのです。さらに、企業研究で難しいのは、同業他社ではなく、なぜ、その企業を志望するのかという合理的理由を述べることです。
国際キャリア演習では、このような難しい企業研究について、教員が懇切丁寧にサポートしています。B社ではなく、なぜ、A社で働きたいと思ったのか。それを説得的に述べられるようになると、内定まであと一歩です。