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留学生宿舎、2024年度春の防災避難訓練

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 4月6日(土)、恒例の防災避難訓練の実施日です。朝7時半。いつもは静かな週末の留学生宿舎の共用スペースに寮生たちが集います。今回は、先日実施された防災避難訓練の様子をお伝えします。

 日本は台風や地震などの災害発生数が多い国として知られています。最近も日本の内外で起こった地震や自然災害のニュースがありました。「災害はいつか必ず起こる」、そして「自分の身は自分で守る」という考えのもと、常日頃から様々な事態を想定し、万が一の場合に備えておくことが必要です。自らの命を守るのはもちろん、困っている他者をも助けるためには、正しい知識と経験、冷静な行動が求められます。

 非常ベルの音を合図に、寮生たちが続々と部屋から降りてきます。急ぎ足で屋外の避難場所に向かう学生たちの表情は真剣そのもの。全員の無事を確認できた後は、集合場所の確認、消火器の使用法に関する説明、そして、実際に消火器を使った訓練を行いました。
 引き続き実施されたオリエンテーションでは、多言語アプリのインストール、AEDと防煙マスク、非常用発電機と災害用備品・非常食の利用法などについて学びました。

 このような訓練は継続することが大事です。また、日常に加えて訓練を通じて芽生える寮生同士の絆と「助け合いの心」が、今後の大学生活においてより深く、一層強固なものとなることを期待しています。

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