トピックス

学長特別表彰の授与(12月)

  • 学生生活

左から、近藤さん、中井学長、橋本さん

 12月20日(水)13時半から学長特別表彰授与式が開催されました。
 学則第33条に基づき、学術、課外活動等において顕著な功績があり、他の学生の模範となる2名が表彰されました。

 表彰された学生は、経営学部経営学科3年生の橋本 陸人さんと国際学部国際学科4年生の近藤 愛莉さんです。

 現在3年生の橋本さんは、現役で2023年度公認会計士論文式試験に合格しました。近藤さんは、来年1月から3月までの間、国連児童基金(ユニセフ)南アジア地域事務所(ネパール・カトマンズ市)でのインターンシップに参加することが決定しました。
 お二人とも、出席率も高く成績も優秀です。橋本さんは、日商簿記検定1級、FP技能検定試験2級や、 AFP(Affiliated Financial Planner)の資格を、近藤さんはITパスポートの資格やTOEIC®IP910のスコアを取得しています。



 表彰式では、学長から賞状と副賞としての金一封が奨学費として授与され、記念品として書籍がプレゼントされました。

中井学長から表彰を受ける橋本さん

 中井英雄学長は、二人の本学での功績を讃え、お二人の指導教員である経営学部の引地夏奈子教授、国際学部の菅原絵美教授から激励の言葉贈られました。

 引地教授からは、「今回の公認会計士論文式試験合格は、これまで寸暇を惜しんで勉学に打ち込んできた成果です。公認会計士という職業としての成果は、これからの努力によって生み出されますので、邁進してください。ただし、驕ることなく謙虚な姿勢は忘れずに。これまですべてを犠牲にして勉強をしてきたので、大学卒業までの1年間は、友と語り合うことや旅行をして知見を深めることなども大切にし、良い卒業論文を書き上げ、悔いの残らない学生生活を送ってください。」との励ましの言葉がありました。

 菅原教授からは、「今回のユニセフでのインターンシップは、天から降ってきたものではありません。チャンスは実力がないと与えられないものです。国際協力の現場で働きたいという夢を実現する良い機会にしてください。どれだけ英語が得意でも、ネイティブではありません。ネイティブでない環境の中で働くということで、学ぶこともありますし、また新しいチャンスが生まれるかもしれません。そのチャンスを確実に捕まえるために、インターンシップの現場で躊躇せずに、一歩前に出て仕事をしてください」との激励がありました。

指導教員から言葉を贈られる、近藤さん、橋本さん

 受賞にあたり、橋本さんは「これから監査法人に入所し研修が始まりますが、謙虚さを持ちながらも、責任と誇りを持って仕事に取り組みます。また、残りの大学生活では、これまでできなかったことを経験し、興味ある分野での卒業論文執筆に挑戦していきたいです。」、近藤さんからは「高校生の時から国際協力の仕事に携わることを目標としていました。入学前からその夢を実現するために、どのような学修ができるのか先生方と相談し、英語学修や留学を実現していくことができました。この度、ユニセフへのインターンシップ派遣という貴重な機会を得ることができましので、積極的に行動し、最後まで有意義に過ごしたいと考えています。」とこれからの抱負を述べられました。

 橋本さんはこれから有限責任監査法人トーマツでの実務経験が始まります。近藤さんは、本学卒業後、国連職員をめざして、外国での大学院の進学を希望し勉学に励んでいきます。

 お二人のこれからの活躍を、心から祈念いたします。
 おめでとうございます。

経営学部教員と橋本さん
経営学部教員は左から藤原助教、徳丸教授(学部長)、引地教授(教務部長)

国際学部教員と近藤さん
国際学部教員は左から、菅原教授(学部長代理)、呉原教授(学部長)

一覧へ戻る