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オークランド大学 留学リポート

  • 留学・国際交流

 2023年の夏から、経法大生たちは世界各国に飛び立ち、留学先での学修に励んでいます。

 今回は、オークランド大学(ニュージーランド)に留学中の藤井翼さん(国際学部3年生)のリポートをお届けします。

 これから留学を考えている、海外での生活を知りたい、英語力を大幅アップさせたい方にはとっておきの内容となっておりますので、最後までお楽しみください。

大学での授業

  オークランド大学のEnglish Language Academy(以下、ELA)で開講されているプログラムには、大きく分けてGeneral English と Academic Englishの2つのコースがあります。私はGeneral Englishを受講しており、渡航前にクラス分けテストが行われ、レベル別のコースが編成されます。
 
コースのウェブサイト:
 
 1日の授業は、午前と午後に分かれており、全体で4時間ほどです。午前中は文法中心の授業が行われ、午後からはグループワークによるコミュニケーションを重視した内容となります。
 
 文法の授業は、難易度はそれほど高くありませんが、日本で勉強してきたことの復習となり、身についていなかった文法知識の確認ができることから非常に役立っています。また、午後の授業では学生同士がペアになり、2人でパワーポイントを作ってプレゼンをします。
 
 私たちのクラスには、7か国から来た留学生がおり、多国籍な環境のなかで学修をしています。さらに、年齢や同じ国のなかでも出身地が違う方々と授業を共にし、プレゼンを協働して作成するため、充実感にあふれています。

放課後のアクティビティ

 放課後にはELA主催のイベントが毎週あるので、積極的に参加することで新しい友達がたくさんできます。イベントの内容は、留学生活でのTips(ヒント、アドバイス、コツ)から文章作成の方法、そして食事会など多種多様です。たとえば、これから国際的な企業で働く際に活用できるPersonal Statement(自己推薦文)の書き方講座を受講したり、その日に集まった人たちでFish & Chipsを食べに行ったりしました。

 Fish & Chipsはイギリスで有名かと思いますが、ニュージーランドでも人気の料理であり、その味はイギリスに引けをとりません。その他にもたくさんアクティビティがあるので、授業で身につけた英語をすぐに話せる環境があるため、このプログラムの強みとなっています。

今後の目標

 留学が始まり、早くも2ヶ月が経過しました。とても濃密な2ヶ月であったと感じており、今後はニュージーランドの異文化体験をしてみたいと考えています。ニュージーランドでは、先住民のマオリ文化があり、バスや街のあらゆるところでマオリ語が使われています。たとえば、「Mōrena」は「おはようございます」を意味します。

 英語とマオリ語が併存する光景を日常的に目にしていながらも、理解できないもどかしさを感じていました。そこで、マオリの方と直接交流して話しを聞くのが1番の近道だと考え、近日中にマオリ文化を体験できるツアーに参加する予定です。ツアーに参加して感じたことや疑問に思ったことなどを言語化できるよう、マオリ文化についての学修も並行して進めていきたいと思っています。

 あっという間の留学も、帰国後には就職活動が控えています。留学を通じて自分の強みを作るために、大学での英語学修にいっそう力を注ぎ、学外ではニュージーランドの異文化に触れ、実りある留学生活をしたいと思います。

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