地域連携

地域連携事業

やおセレクション

 本学と八尾市は、学術研究、大学教育、生涯学習、まちづくり、地域防災、産業・文化の振興等のさまざまな分野において連携協力活動に取り組み、2013年2月14日には、「大阪経済法科大学と八尾市との包括連携に関する協定」を締結しました。
 特に、地域連携事業の一環として発足した「産業振興・まちづくりにかんする調査研究」プロジェクトにおいては、商店街や大型ショッピングモールなどが数多く集まる市内最大の商業集積地・近鉄八尾駅前にある「八尾駅前キャンパス」とその周辺にある商店街地域等を拠点に、商業活性化に関する活動に主として取り組み、八尾の地域振興に寄与しています。同活動は、八尾市との包括協定の下で進めており、活動の推進にあたっては、八尾市から交付された「地域連携負担金」を活用しております。
 この度、3年間の活動成果として『やおセレクション』の日本語バージョンが刊行されたことをうけ、同刊行物の「英文概要」も合わせて掲載し、八尾市在住外国人及び海外へ向け更なる情報発信を行います。
 ・『やおセレクション』vol.1はこちら
 ・『やおセレクション』vol.2はこちら
 ・やおセレクションvol.1(リード英訳)はこちら
 ・やおセレクションvol.2(リード英訳)はこちら

「いきいき八尾環境フェスティバル」の開催

環境先進都市をめざす地元八尾市の企業、金融機関、市民(環境取組団体)、教育機関(高校、大学)、八尾市行政(環境部)などで結成された協議会「環境アニメイティッドやお」に参画し、2005年度より同協議会と八尾市および本学との共催により環境イベント「いきいき八尾環境フェスティバル」を本学及び本学周辺で継続開催しています。
2012年度(第8回)は、10月24日に本学八尾駅前キャンパスのほか近隣の「西武八尾店」「アリオ八尾」など近鉄八尾駅前の大型商業施設を含めた3会場で「地球にE(エ)~CO(-コ)イイコトしませんか」をテーマに開催し、多くの八尾市民の参加を頂きました。なお、八尾駅前キャンパス・オーバルでは、エコカーづくり・太陽光発電実験・おもしろ科学実験などの体験型イベントや、環境アニメ映画「かれんと不思議の森」、いきいき企業環境サロン(講演会)、河内木綿の展示と綿繰り体験、環境問題学生間交流会などの多彩な企画が行われました。
◆「いきいき八尾環境フェステイバル2012」主催・共催・後援・協賛
主催:環境アニメイティッドやお
共催:八尾市、大阪経済法科大学、西武八尾店
後援:国土交通省近畿運輸局、大阪府、八尾市教育委員会、アリオ八尾
協賛:八尾ライオンズクラブ、八尾中央ライオンズクラブ、八尾菊花ライオンズクラブ、八尾ウグイスライオンズクラブ 他

環境保全の取り組み

「ニッポンバラタナゴ」の保護

コイ科魚類のニッポンバラタナゴは、琵琶湖淀川水系以西に広く分布していましたが、現在では大阪府および四国、九州の一部の水系にしか生息しておらず、絶滅危惧種IA類に指定されています。本学では、地域環境保護活動の一環として、「NPO法人ニッポンバラタナゴ研究会(代表:加納義彦氏)」の指導協力のもと、本学「ふれあい池」において保護・繁殖をめざした取組を行っています。

ニッポンバラタナゴ

和 名:ニッポンバラタナゴ
全 長:5~6cm
学 名:Rhodeus ocellatus kurumeus
(コイ科 タナゴ亜科 バラタナゴ属)
地方名:キンタイ(大阪府)
    ボテ(滋賀県・琵琶湖)
    ニガブナ(福岡県)など

ふれあい池ドビ流し

『ドビ流し』とは、ため池の底樋(そこひ)を抜き、溜まった泥を流し田畑に取り込むことで、池の水質浄化と田畑の土壌改良を同時に行うことを言います。本学のふれあい池でも、ニッポンバラタナゴの生息環境を改善すべく、2007年以降、毎年実施しています。

日本ユネスコ協会連盟第3回「プロジェクト未来遺産」に登録

日本ユネスコ協会の"未来遺産運動"は、「100年後の子どもたちに長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域の文化・自然遺産を伝えるための運動」として実施されています。今回、「ニッポンバラタナゴを守る伝統的な溜池浄化法"ドビ流し"の継承」について、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会(大阪府八尾市)に対して登録証が授与されました。
 同研究会には本学学生環境研究グループECO~る∞KEIHOも参加しており、地域と大学が連携して、本学キャンパス内にある「ふれあい池」での『ドビ流し』を含め、ニッポンバラタナゴ(絶滅危惧ⅠA類)とドブガイ、ヨシノボリの保全活動に取り組んでいます。

ユネスコ未来遺産授賞式

日本ユネスコ協会では、毎年10件の「プロジェクト未来遺産」登録を行い、第3回の今回、大阪では初の登録となりました。今回の未来遺産登録は誠によろこばしいことであり、本学は今後も地域の環境保全に寄与していく所存です。
登録団体:「NPO法人ニッポンバラタナゴ研究会」
推薦団体:八尾市
協働団体:大阪経済法科大学/森林インストラクター阪奈会/庭樹園/八尾ライオンズクラブ/環境アニメイティドやお/高安緑の少年団/清風高校

*ドビ流し
『ドビ流し』とは、ため池の底樋(そこひ)を抜き、溜まった泥を流し田畑に取り込むことで、池の水質浄化と田畑の土壌改良を同時に行うことを言います。本学のふれあい池でも、「NPO法人ニッポンバラタナゴ研究会」がニッポンバラタナゴの生息環境を改善すべく、2007年以降、毎年実施してきました。

河内木綿の保全活動

江戸時代から明治時代にかけて、河内地方で広く栽培されていた綿から手紡ぎ、手織りされた綿布は、山根木綿(高安山麓)、久宝寺木綿、三宅木綿(松原市)などの名で知られていました。これらを総称して「河内木綿」といいます。河内地方では、16世紀末頃から綿作が行われていたようですが、その生産が飛躍的に伸びたのは、1704年の大和川付け替え以後のことです。砂地で水はけがよく、綿栽培に最適だったためです。河内木綿は繊維が短く、従って糸が太いため、織りあげた布地も厚くて耐久性にもすぐれていました。しかし、明治に入り、機械化による安価な紡績糸や化学染料が出回り始め、輸入綿の関税が撤廃されると次第に姿を消していきました。本学では、河内地域の特産品であった河内木綿の保全活動を行っています。

八尾市教育委員会との連携

本学は、大阪府八尾市にキャンパスを有する唯一の大学として、これまでも教育、行政、文化など、各方面で八尾市及び関係諸団体との協力関係を構築してきましたが、2008年2月には、八尾市教育委員会と連携協力の協定及び学生ボランティア派遣に関する協定を締結しました。具体的な取組事業として、2008 年4月より八尾市教育委員会との連携のもと、八尾市内の小・中学校において学校ボランティアを実施しています。

(財)八尾市国際交流センターとの協力事業

八尾市国際交流センターとの交流は、1993年から始まり、今日に至るまで、絶え間なく行われています。相互協力事業の内容は、留学生への自転車無償貸与、留学生インターンシップ、本学と海外姉妹校の学生が参加する「国際学生交流セミナー」、関西地区の国際交流団体が毎年実施する「OSAKA IN THE WORLD」をはじめとする各種事業への相互協力など、多岐にわたっています。
2007年11月29日には、長年にわたる交流に基づき、「大阪経済法科大学と財団法人八尾市国際交流センターとの相互協力に関する基本協定」が締結されました。以後、同センターとの交流はさらに緊密さを増し、ますます発展しています。
本学は、今後も引き続き、同センターとの相互協力事業を推進するとともに、本学の建学理念に掲げられている人権の伸長と国際平和の実現に向けた取組を積極的に行っていきます。

■『環山楼市民塾』
やお文化協会(NPO法人)、八尾商工会議所、八尾市、大阪経済法科大学との共同事業として、八尾市のまちづくりリーダー養成を目指す「環山楼市民塾」を開講しています。この市民塾は、八尾市の未来を担う青年(若手行政マン・経営者、大学生、市民)たちを対象に、今後のまちづくりを担える人材育成を目的とし、歴史や産業、まちづくり、環境など幅広いテーマで学ぶ。これからのまちづくりに必要不可欠な知識を学んでもらおうと、民産学官のパートナーシップで2008年9月から開講されているもので、江戸時代の私塾『環山楼』の歴史的な役割を現代に活かしたものです。各講座では、法律、経済、政治、地方自治を含む幅広いテーマが取り扱われ、本学からも講師を派遣しています。
※これらの講義の内容をまとめたものを出版物(「未来を発信する八尾 環山楼市民塾2009」及び「環山楼市民塾2010」)として発刊しています。