

環境先進都市をめざす地元八尾市の企業、金融機関、市民(環境取組団体)、教育機関(高校、大学)、八尾市行政(環境部)などで結成された協議会「環境アニメイティッドやお」に参画し、2005年度より同協議会と八尾市および本学との共催により環境イベント「いきいき八尾環境フェスティバル」を本学及び本学周辺で継続開催しています。
2011年度は、「地球にE(エ)~CO(-コ)としませんか」をテーマとし、太陽光発電実験、新聞エコバッグ作り、ソーラーカー試乗等の展示・体験コーナー、地域の子供・高校生・大学生による「いきいき音楽会(講念仏踊り、和太鼓・ギター演奏、吹奏楽発表)」、また、本学ふれあい池での「水生生物観察会・バラタナゴ保全活動」のほか、新企画の「環境サロン(新企画。八尾市内企業人による環境経営等につての情報・意見交換会)」や「みんなで日本応援」等、多彩な企画が催されましたが、秋晴れの天候にも恵まれ、昨年を超える約1,800名の市民の方々が参加されました。
2011年10月23日(日) 9時50分~15時
大阪経済法科大学花岡キャンパス
いきいき八尾環境フェスティバル2011実行委員会、環境アニメイティッドやお、八尾市、大阪経済法科大学
大阪府、八尾市商工会議所、八尾産業クラブ連合会、大阪府中小企業家同友会、八尾市教育委員会
八尾ライオンズクラブ、八尾中央ライオンズクラブ、八尾菊花ライオンズクラブ、八尾ウグイスライオンズクラブ、他24企業団体
コイ科魚類のニッポンバラタナゴは、琵琶湖淀川水系以西に広く分布していましたが、現在では大阪府および四国、九州の一部の水系にしか生息しておらず、絶滅危惧種IA類に指定されています。本学では、地域環境保護活動の一環として、「NPO法人ニッポンバラタナゴ研究会(代表:加納義彦氏)」の指導協力のもと、本学「ふれあい池」において保護・繁殖をめざした取組を行っています。
和 名:ニッポンバラタナゴ
全 長:5~6cm
学 名:Rhodeus ocellatus kurumeus
(コイ科 タナゴ亜科 バラタナゴ属)
地方名:キンタイ(大阪府)
ボテ(滋賀県・琵琶湖)
ニガブナ(福岡県)など
『ドビ流し』とは、ため池の底樋(そこひ)を抜き、溜まった泥を流し田畑に取り込むことで、池の水質浄化と田畑の土壌改良を同時に行うことを言います。本学のふれあい池でも、ニッポンバラタナゴの生息環境を改善すべく、2007年以降、毎年実施しています。
日本ユネスコ協会の"未来遺産運動"は、「100年後の子どもたちに長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域の文化・自然遺産を伝えるための運動」として実施されています。今回、「ニッポンバラタナゴを守る伝統的な溜池浄化法"ドビ流し"の継承」について、NPO法人ニッポンバラタナゴ高安研究会(大阪府八尾市)に対して登録証が授与されました。
同研究会には本学学生環境研究グループECO~る∞KEIHOも参加しており、地域と大学が連携して、本学キャンパス内にある「ふれあい池」での『ドビ流し』を含め、ニッポンバラタナゴ(絶滅危惧ⅠA類)とドブガイ、ヨシノボリの保全活動に取り組んでいます。
日本ユネスコ協会では、毎年10件の「プロジェクト未来遺産」登録を行い、第3回の今回、大阪では初の登録となりました。今回の未来遺産登録は誠によろこばしいことであり、本学は今後も地域の環境保全に寄与していく所存です。
登録団体:「NPO法人ニッポンバラタナゴ研究会」
推薦団体:八尾市
協働団体:大阪経済法科大学/森林インストラクター阪奈会/庭樹園/八尾ライオンズクラブ/環境アニメイティドやお/高安緑の少年団/清風高校
*ドビ流し
『ドビ流し』とは、ため池の底樋(そこひ)を抜き、溜まった泥を流し田畑に取り込むことで、池の水質浄化と田畑の土壌改良を同時に行うことを言います。本学のふれあい池でも、「NPO法人ニッポンバラタナゴ研究会」がニッポンバラタナゴの生息環境を改善すべく、2007年以降、毎年実施してきました。



江戸時代から明治時代にかけて、河内地方で広く栽培されていた綿から手紡ぎ、手織りされた綿布は、山根木綿(高安山麓)、久宝寺木綿、三宅木綿(松原市)などの名で知られていました。これらを総称して「河内木綿」といいます。河内地方では、16世紀末頃から綿作が行われていたようですが、その生産が飛躍的に伸びたのは、1704年の大和川付け替え以後のことです。砂地で水はけがよく、綿栽培に最適だったためです。河内木綿は繊維が短く、従って糸が太いため、織りあげた布地も厚くて耐久性にもすぐれていました。しかし、明治に入り、機械化による安価な紡績糸や化学染料が出回り始め、輸入綿の関税が撤廃されると次第に姿を消していきました。本学では、河内地域の特産品であった河内木綿の保全活動を行っています。

八尾市民大学講座は、本学研究所と八尾市教育委員会・生涯学習推進課において、八尾市民大学講座運営委員会を設置し、経済、法律、歴史、時事等の分野で講座内容を検討し、1981年度に本学より講師を派遣し第1回講座が開講されて以来、27年間継続されてきた取り組みです。近年では、八尾市教育委員会の運営のもと、本学を含めた数多くの教育研究機関、自治体、市民団体などから約20名の講師が派遣され、講座内容はかなり充実したものとなっています。八尾市は、生涯学習目標と主な行政課題の1つとして、「教養を深め豊かな人になろう」と「文化、芸術に関する学習機会の提供」を掲げ、市民大学講座、生涯学習講座、文化講演、演劇フェスティバル等の事業を積極的に推進しています。なかでも市民大学講座は多様化する市民生活への情報提供、また、生涯学習の場として、大きな期待が寄せられており、本学としても、地域貢献事業の柱の一つとして、今後一層、積極的に協力していきたいと考えています。
<2010年度~2011年度 本学教員担当講座>
| 日時 | 担当者 | 分野 | テーマ |
|---|---|---|---|
| 2010年12月4日 | 高砂 謙二 | 経済 | 超低金利時代の暮らしを考える「時代を読み込む経済情報収集」~貯蓄から投資に移る前に気をつけるコト~ |
| 2010年12月18日 | 白井 諭 | 法学 | もしもあなたの家族が「犯罪者」になったら… ―受刑者等家族支援の理論的基礎― |
| 2011年1月15日 | 洪 邦夫 | 教養 | 地球環境問題と科学技術 |
| 2012年2月18日 | 前田 晴人 | 教養 | 女王卑弥呼と迦具夜比売(かぐやひめ)の伝承 |
本学は、大阪府八尾市にキャンパスを有する唯一の大学として、これまでも教育、行政、文化など、各方面で八尾市及び関係諸団体との協力関係を構築してきましたが、2008年2月には、八尾市教育委員会と連携協力の協定及び学生ボランティア派遣に関する協定を締結しました。具体的な取組事業として、2008 年4月より八尾市教育委員会との連携のもと、八尾市内の小・中学校において学校ボランティアを実施しています。
八尾市国際交流センターとの交流は、1993年から始まり、今日に至るまで、絶え間なく行われています。相互協力事業の内容は、留学生への自転車無償貸与、留学生インターンシップ、本学と海外姉妹校の学生が参加する「国際学生交流セミナー」、関西地区の国際交流団体が毎年実施する「OSAKA IN THE WORLD」をはじめとする各種事業への相互協力など、多岐にわたっています。
2007年11月29日には、長年にわたる交流に基づき、「大阪経済法科大学と財団法人八尾市国際交流センターとの相互協力に関する基本協定」が締結されました。以後、同センターとの交流はさらに緊密さを増し、ますます発展しています。
本学は、今後も引き続き、同センターとの相互協力事業を推進するとともに、本学の建学理念に掲げられている人権の伸長と国際平和の実現に向けた取組を積極的に行っていきます。
■『環山楼市民塾』
やお文化協会(NPO法人)、八尾商工会議所、八尾市、大阪経済法科大学との共同事業として、八尾市のまちづくりリーダー養成を目指す「環山楼市民塾」を開講しています。この市民塾は、八尾市の未来を担う青年(若手行政マン・経営者、大学生、市民)たちを対象に、今後のまちづくりを担える人材育成を目的とし、歴史や産業、まちづくり、環境など幅広いテーマで学ぶ。これからのまちづくりに必要不可欠な知識を学んでもらおうと、民産学官のパートナーシップで2008年9月から開講されているもので、江戸時代の私塾『環山楼』の歴史的な役割を現代に活かしたものです。各講座では、法律、経済、政治、地方自治を含む幅広いテーマが取り扱われ、本学からも講師を派遣しています。
※これらの講義の内容をまとめたものを出版物(「未来を発信する八尾 環山楼市民塾2009」)として発刊しています。