ご挨拶
大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター(CAPP)は、アジア太平洋における平和、人権、人間の安全保障を対象とした国際研究機関として、2003 年4月に、東京都港区にある大阪経済法科大学東京麻布台セミナーハウス内に設置されました。CAPPはこれらの諸問題に対して、当研究領域を特徴づける「多文化共生」というコンテクストにおいて独自の調査・研究を進めて参りました。
当研究センターは、「学問の自由」のもとで、実践的な活動に携わる研究者たちの相互協力と共同作業を通じた学際的・普遍的な研究の場を提供することを目的としています。当研究センターは、様々な分野・領域の研究者を歓迎し、彼ら・彼女らが国際的な研究仲間と対話できるようにする一方で、東京に暮らす一般市民の人々との結びつきも深めていきたいと考えます。
センター設立から5年が経ちましたが、解決すべき問題はいまだ山積みの状態です。何より必要なことは開かれた研究体制をつくりだすことです。そのためにも、当研究センターでは、このページや「CAPPブログ」をご覧になっているすべての方々からのご意見・ご提案を歓迎しております。 CAPPは知的関心をもつ人なら誰でも参加できるような、人々に共有されている普遍的な価値や問題について、ともに考えあうことのできる「場」となることを念願しています。このページと「CAPPブログ」は、このような考えを実践するための試みにほかなりません。
今後もCAPPは、アジア太平洋における多文化間の現実に根ざした平和、人権、そして人間の安全保障についての対話・研究をさらに促進させていきます。ここまでお読み下さったことに感謝申し上げるとともに、みなさまがCAPPの研究活動にいろいろな形で参与してくださることを心からお待ちしております。
2009年4月1日
大阪経済法科大学
アジア太平洋研究センター所長
武者小路公秀

所長プロフィール
武者小路公秀(むしゃこうじ・きんひで)1929年ベルギー生まれ。学習院大学政経学部卒業。パリ大学、プリンストン大学留学。学習院大学、上智大学、国連大学(副学長)、明治学院大学、フェリス女学院大学、中部大学教授を経て、現在、大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター所長。専門は国際政治学、国際関係論。著書・・・『人間安全保障論序説グローバル・ファシズムに抗して』(国際書院)『人間安全保障共同体の歴史的構造:人道援助と経済協力の背後にある現実』(高橋一誠/武者小路編)『国際政治を見る眼』『転換期の国際政治』(岩波新書)『人の世の冷たさ、そして熱と光』(解放出版社)他多数。











