21世紀社会総合研究センター

設立の趣旨

21世紀社会において、人類は、世界人口の増加と物質的豊かさの追求の結果、地球規模の環境問題、資源・エネルギー問題などを始め、社会、経済、政治の各面において様々な問題に直面している。今日の世界において、地球温暖化は、科学者の知見によっても深刻な状況にある。また、平和は、核兵器の脅威を取り除き、戦争や紛争を防止する効果的な解決方法を見いだせていない。さらに世界経済は、情報通信革命、グローバリゼーションの進行、地域統合などによって、局面が大きく変わり、地域格差による貧困と未開発の問題など、複雑な様相を呈している。このような状況下で、国際社会、各国、各地域は、その対応が求められている。

このように、21世紀の諸問題は、過去の世紀には見られなかった 規模と深刻さを伴っている。これらの諸問題は、基本的人権の伸長を妨げ、生存を困難にする人道上の問題となっており、諸科学の協力によって打開の途を早急にさぐる必要性に迫られている。本学は、経済学部・法学部を擁する社会科学系の大学として、創立以来、国際化に取り組み、情報化にも力を入れてきている。このような人的、物的資源を最大限生かし、上記の諸問題について、学際的研究を展開することは、建学の理念からして本学の責務であり、その実現に向けた取組が、今こそ求められている。そこで、本学を個性的できらりと輝く存在とすべく、21世紀社会総合研究センター(旧名:21世紀社会研究所)を新たに設置するものである。