2022.11.21 トピックス 経法祭・国際ストリート再開!-国際共修への道- キャンパス 学生生活 留学・国際交流


 去る11/12、第51回となる経法祭が開催されました。昨年は学内関係者のみの開催でしたが、今回は地域や保護者の方々も対象とし、多数の来場者を迎える大盛況となりました。その目玉のひとつは、なんと言っても3年ぶりの開催となった模擬店。この記事では、全模擬店のおよそ半数を占める「国際ストリート」についてお伝えします。

 

国際ストリートとは?

「国際ストリート」とは、国際学部の学生が企画・運営する模擬店の一群のこと。
多様な国の留学生たちと日本人学生が協力しながら、各文化圏の食事などを提供します。

国際学部は、これを国際共修の好機と捉え、積極的に出店を推奨しています。
もちろん、授業の中でのグループワークも大切な交流の機会です。
しかし、模擬店の運営を通じ、ふだんは見られない学友たちの姿を見ることができるのが国際ストリートのポイント。
「イベントの成功」という目標に向かう過程で、多様な文化を生きた経験として享受できる、またとない機会です。



 今回の経法祭では、模擬店を企画した44団体のうち、23もの団体が国際ストリートでの出店となりました。
 その内容は、フィッシュ&チップス(イギリス)、チュロス(スペイン等)、トッポギ(韓国)など多岐に渡ります。

 学生たちに話を聞くと、
 「いつもとは話せない日本人と話すことができた」「留学生に作り方を聞きながら作ったら、美味しい料理が提供できた」と笑顔で話していました。

 今回のように、多人数が協力してひとつのイベントを成功させるのは容易なことではありません。
 しかし、学友たちの知らなかった一面を見られたことは、彼らにとって貴重な経験となったのではないでしょうか。
 「国籍」ではなく、目の前の「個人」と向き合って協働すること。
 小さな一歩かもしれませんが、国際ストリートでの学生たちの取り組みは、紛れもなく本学の希求する「人権の伸長」および「国際平和」に資する経験となりました。