2022.05.16 トピックス 日本語会話レッスン「J-TALK」本年度も始動 学生生活 教育・研究 留学・国際交流


本年度も留学生対象の日本語会話レッスン「J-TALK」が開始しました。コロナ禍による入国規制が始まった2020年に、留学生と一般学生の交流の場として開始した日本語会話のオンラインレッスン「J-TALK」は、今年で3年目を迎えます。



昨年度の「J-TALK」には延べ1000人を超える参加者が集まり、大人気の講座となりました。「J-TALK」は、「オンライン授業」がほぼすべてであった、母国にとどまる留学生達にとって、大学や友人の存在を身近に感じることができる貴重な空間・機会でもありました。

そして、現在。
いまだ入国が叶わない学生がいるものの、今年の「J-TALK」は昨年までとは少し様相が違います。日本への入国と登学を待ちわびた留学生たちが続々と「J-TALK」に戻ってきています。この間交流を深め合った学生同士が大学で初めて対面し挨拶を交わします。コロナ禍で、コンピュータの画面越しに育まれた友情がキャンパスで実を結んでいます。
 
それでもなお、中国のロックダウンや航空運賃の高騰等の影響で、未だ入国の見通しが立たない留学生も数多く残っています。そこで、今年度の「J-TALK」はオンラインと対面の「ハイブリッド」で実施することとしました。この間培ってきたITスキルが、ここでも役立ちます。
 
5月12日の第1回は、オンラインで実施。20名以上の学生が来てくれました。
中には、「明日、日本に行きます」と荷造りをしながら参加してくれた学生がいました。生まれて初めて飛行機に乗るという彼は、緊張の面持ちでしたが、「日本で待つ友人がいる」という事実が、きっと背中を押してくれることでしょう。
次回、5月26日の対面型レッスンで「日本への道」について笑顔で語ってくれることを楽しみにしています。
 
ここからまた新しい出会いが生まれます。
本学の国際共修の中で、学びと友情が生まれます。