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【国際学部】大阪とマレーシアをつなぐ!(フィールド・プロジェクトI授業実践、担当:国際学部助教 岡部友樹)
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本学の国際学部の1年次重要科目の一つである「フィールド・プロジェクトI」(担当:国際学部助教 岡部友樹)の授業において、マレーシアからゲストスピーカー3名の先生をお呼びし、「世界を知る」きっかけとなる講義を行っていただきました。いつもであれば大阪から世界へ飛び立ってゆく学生たちは、今回はマレーシアとオンラインでつながり、興味津々に学びを深めました。
国際学部の「フィールド・プロジェクトI」はどんな授業なの?
マレーシアの先生、3名から講義をしていただきました!
秋学期から幕を開けた本講義では、3名の先生に講義をしていただきました。1人目は、マレーシア国立大学のジョハン先生です。ジョハン先生は、マレーシア国立大学と本学間の留学事業に長きにわたって携わっており、日本へ何度も訪問されています。そのような経験から、マレーシア人の視点から見る日本の姿や、マレーシアを学ぶための基礎知識について、楽しそうな写真を交えながら講義していただきました。
2人目は、マレーシア国立大学のマウラナ先生です。マウラナ先生は言語学を専門とする新進気鋭の研究者です。講義では、マレーシアの言葉である「マレー語」の文法と会話を、実際に発音をしながら楽しくに学びました。さらには隣国のインドネシア語との言語学的な異同について教えていただくなど、専門知にもとづく豪華な内容でした。
そして3人目に、マレーシア工科大学のイザッティ先生です。イザッティ先生は、イスラーム経済・金融を専門とされ、数多くの著作を残されています。講義では、イスラームは日本でいう狭義の「宗教」にとどまらず、経済・金融・観光にも広くいきわたっている点を教えていただきました。さらには、マレーシアが推し進めるハラール政策について、豊富な資料をもとに最新の知見を披露いただきました。
ハイフレックスによる授業、しかも英語で行われた講義でしたが、学生からは次々と質問が飛び交い、非常に充実した内容となっています。この授業のフィナーレとして、マレーシアの学生の方とのオンライン交流会も予定しています!