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国際韓国詩朗読大会で、国際学部生4名が受賞!

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2025年10月31日(金)午後16時より大阪にて開催された「第7回 国際韓国詩朗読大会」において、本学の学生が素晴らしいの成果を収めました。
本大会は、韓国の国際詩愛協会の主催のもと、ラオス・カザフスタンに続く3回目の海外大会として、日本で初めて開催されました。

当日は、韓国から詩に関する専門家と、司会者として著名な韓国のアナウンサーを迎え、同志社大学、関西学院大学、関西大学など、多様な背景をもち、韓国の言語や文化に関心を寄せる国内の多くの大学生が集い、韓国語の詩1篇と日本語の詩1篇を朗読しました。
それぞれが選んだ韓国語の詩に息を吹き込み、ことばの奥に宿る精神を表現し合うこの大会は、まさに「詩が国境を超えて心を結ぶ」瞬間に満ちていました。

本学からは、国際学部1年生、4名の日本人学生が出場し、銀賞1名(竺原 万桜さん)・銅賞1名(正木 優杏さん)・奨励賞2名(松本 くるみさん・黒川 楽さん)という見事な成績を収めました。
学生たちは堂々とした姿で詩に向き合い、その声に感情と誠実さを宿し、聴く人々の心に静かな余韻を残しました。日々の研鑽と、詩を深く理解しようとする真摯な姿勢が、この成果へとつながったのでしょう。学生の皆さん、本当におめでとうございます。

大学での学びは、教室という枠を超え、社会や世界とつながるものではないでしょうか。詩を通して他者と響き合い、自らの内に眠る可能性に触れた今回の経験は、学生たちにとって、これからの多様な社会を生きるうえでの「生きた学び」となったことでしょう。
本学はこれからも、学生一人ひとりの潜在能力を引き出し、貴重な経験を紡いでいけるよう、感性を育む教育を大切にしながら、多様な世界へと羽ばたく学びの場を全力で支えてまいります。

"Is the revelation of a feeling that the poet believes to be interior and personal-which the reader recognizes as his own."
-「詩とは、詩人が内面的で個人的なものだと信じ、読者が自分自身のものとして認識する感情の表現である。」
-サルヴァトーレ・カジモドー
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