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【経済学部】本格始動!SMBCコンシューマーファイナンス株式会社による「時代に即した金融教育」
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社会人に求められる金融リテラシーを身に付ける
経済学部では、今年度より、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社より講師をお招きし、「時代に即した金融教育(金融特別講義)」が本格的にスタートしました。
NISA(ニーサ)やiDeCo(イデコ)に象徴されるように、株式市場をはじめとした金融市場に対する個人の関心は急速に高まっています。また、平均健康寿命が伸び、年功序列の雇用形態が徐々に変化し、コロナ禍に始まった在宅勤務や、副業の推奨など、雇用形態も多様化しています。それらに対応する力を身に付けるための講座が「金融特別講義」です。金融の基礎的な仕組みを理解し、経済学における金融に係る学問領域を学ぶための基礎知識を身につけ、最終的な目標として、「金融リテラシー検定」の合格を目指します。
講義を担当(コーディネイト)するのは、都市銀行や証券会社で様々な業務に携わってきた小巻善郎教授(研究分野:金融論/日本経済論)。SMBCコンシューマーファイナンス株式会社をはじめとするSMBCグループ各社で今まさに現場で働いておられる経験豊富な方々に講師として登壇いただきます。
人生100年時代を生きる力を養う
この講義は、経済学部1年生全員が履修します。初回の10月3日(金)は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 社会的価値創造推進部 金融経済教育グループから松本卓也氏をお迎えし、「将来に備えるお金の話 人生100年時代の金融リテラシー」をテーマに講義を行っていただきました。
諸外国と日本の金融教育の比較や、都道府県別の金融リテラシー度の違いなど、様々なデータが紹介され、「人生100年時代」に備える知識や判断力を養うことの重要性についてわかりやすく解説いただきました。
1年生は、これから3年半の学生生活を経て、社会に出ます。夢や目標に向かって、貯蓄や投資などによる資産形成など生活設計を考えることになるでしょう。社会環境の変化に左右されず、理想とする将来を不安なく迎えるために「金融リテラシー(実社会で生きる力)」は必要不可欠です。
講義では、金融広報中央委員会が実施している金融リテラシー調査の質問内容のクイズに挑戦しました。
2択から正解と思う方に挙手を求めていましたが、最初は恐る恐る手を上げている姿が見受けられたものの、何問か続けているうちに自信を持って挙手する学生の姿も見られました。
全15コマの授業を通して、金融リテラシー検定の資格を取得し、さらにファイナンシャルプランナーなどの国家資格の取得や、金融業界への就職を目指します。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社との協定について
本学は、2025年2月に、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社と金融教育に関する協定を締結しました。この協定は、社会課題の解決に積極的に取り組むSMBCコンシューマーファイナンス株式会社の企業理念と、本学の教育目標が一致したことから実現しました。
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社との協定の締結により、本学は継続的で安定的な教育プログラムを学生に提供し、学生が将来社会に出た際に役立つ金融リテラシーを身につけることを目指しています。