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「国境を越える学び」:フィールド・プロジェクト(マレーシア)-マレーシアで出会う異文化体験-
- 留学・国際交流


2025年9月7日からフィールド・プロジェクト(マレーシア)が行われ、22名の学生(国際学部19名、法学部3名)が参加しました。
本学協定校であるマレーシア国立大学(UKM)のプログラムのもと、1週間にわたって様々なプログラムに取り組みました。
マレーシアは、異なる文化・宗教・言語を持つ人々が共存する多民族国家です。また、第二言語として英語が日常的に使われているため、現地でのコミュニケーションは英語で行われています。マレーシアは留学を通じて英語能力を伸ばしたい方、東南アジアに興味のある方にオススメの留学先です。
最近では、日本とマレーシアは、経済、外交、文化の各分野で関係が強化されています。マレーシアへの留学をお考えの方にはとっておきの記事になっていますので、ぜひ最後までお付き合いください。
学生交流(Exchange Program)

フィールド・プロジェクト(マレーシア)では、UKMの学生が全日程に同行し、本学の学生と時間をともに過ごします。プログラム2日目には、双方の文化理解、親睦を深めることを目的として、文化交流プログラムを行いました。UKMの学生からはマレーシアの民族衣装や伝統的な遊びを、本学の学生からは「折り紙」「祭り」「アニメ」「日本食」を紹介しました。各グループ、工夫を凝らしてUKMの学生に伝わるように頑張って英語で説明しました!
JICAマレーシア事務所へ訪問

2019年にマレーシア政府が掲げた国家開発計画「ビジョン2030」以降、JICAによる日本とマレーシアの協力関係は、マレーシアの持続的な発展を支える重要なパートナーシップとなっています。JICAマレーシア事務所では、法人の概要をはじめ、現地で駐在生活を送られている職員の皆様方の経験談などについてお話を伺いました。JICA海外協力隊に関するお話などに興味・関心を抱き、積極的に質問をする学生が多く見られました。今回のご講演を機に、海外に視野が広がった学生も多く、将来のビジョンがより明確になったのではないでしょうか。
マレーシアの名所を探訪

クアラルンプール近郊の都市プトラジャヤにあるプトラモスク(ピンクモスク)を訪れました。その名の通りピンク色に統一された外装・内装が特徴的なモスクであり、約15,000人もの人数を収容できる大きなモスクでした。
また、マレーシア随一のヒンドゥー教の聖地の洞窟とされているバトゥ洞窟にも訪れました。272段あるカラフルな階段は石灰岩でできた洞窟へと続いており、階段の横にそびえ立つ42.5メートルある金色のスカンダ像には圧倒されました。
マレーシアの最大の特色である多民族・多宗教社会について、現地で直接学ぶことができました。
学生のコメント

・マレーシアは、多様な文化が融合する多民族国家であることが分かりました。ピンクモスクやバトゥ洞窟、マラッカなど各所で民族の構成が異なっていてとても勉強になりました。(国際学部 一年生)
・マレーシアでは、初めての料理や環境、宗教文化に触れることができました。また、UKMの学生や現地の人たちと直接関わることによってコミュニケーションの幅が広がりました。(法学部 二年生)