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「国境を越える学び」:韓国フィールドスタディ/フィールド・プロジェクト(3) -グローバル視点から学ぶ経営学: 経営学部フィールドワーク

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シリーズ【「国境を越える学び」:韓国フィールドスタディ/フィールド・プロジェクトより】の第三弾は経営学部です。

海外現場で学ぶ経営学:ヒョンデ・モータースタジオ高陽にて

経営学部では、学部独自のフィールドワークの一環として、8月19日に京畿道高陽市の「ヒョンデ(現代)・モータースタジオ高陽(Hyundai Motorstudio Goyang)」を訪問しました。世界有数の自動車メーカーであるヒョンデ自動車グループのブランドとものづくりを体感できる同施設で、学生は展示解説と体験プログラムを通じて、自動車産業の歴史、ヒョンデ自動車の生産工程、品質管理、デザインについての考え方を学びました。さらに、エアバッグや水素燃料電池車の仕組みを学ぶことで、安全や環境への取り組みについて理解を深める一方、ドライビングシミュレーターや4D観覧を通じて、産業のダイナミズムとモビリティの未来も体験しました。教室での理論の学びを実物で確かめることで、国境を越えて世界を舞台に活躍するアジア企業の実力を実感しました。

理論×経験:学びを深める取り組み

経営学部では事前に企業研究・業界調査を行い、見学先ではその内容を確かめながらさらに情報を収集し、訪問後はグループで成果をレポートと発表にまとめ、経営学の視点から総合的に振り返ります。参加学生からは「理論が現場で動く仕組みとして理解できた」との声が寄せられました。今回の経験は、経営学部生として、異文化理解や国際ビジネス感覚を涵養する一方、アジアのモビリティ市場の潮流、ものづくり企業におけるデザインやブランディングの重要性を学ぶ貴重な機会ともなり、将来のキャリア形成や卒業研究のテーマ選定にもつながる学びとなりました。

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