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“合格”をつかめ!「JLPT集中勉強会」が実施されました
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日本語能力試験(以下JLPT)を約1ヶ月後に控えた6月7日(土)、花岡キャンパスではJLPT集中勉強会が開催されました。

JLPTは日本語を母語としない人々の日本語能力を評価する試験です。受験者数は年々増加しており、2023年には60万人を超えました。最難関のN1に合格するには1,000時間以上もの学習時間が求められると言われています。大学での専門学修に役立つだけでなく、日本語能力の客観的資格として卒業後の就職や進学などに有利に働くなど様々なメリットがあることから、本学でもその公的資格の取得を強く推奨しており、毎年多くの留学生がJLPTに挑みます。
今回のターゲットは7月5日に実施予定のJLPT。その受験者たちにエールを送り、彼女/彼らの「合格」を後押しするために企画された今回の勉強会には多くの留学生たちが集まり、本番に備え、直前対策に勤しみました。
冒頭の挨拶に立ったのは、JLPT合格を切に願う教職員と日本語上級者である先輩たち。本学最強とも言える応援団からの激励の言葉は、会場の雰囲気を高め、参加学生のやる気に火をつけます。
午前中に行われたのはパート別トレーニングです。JLPTでは文法・読解・聴解など一つでも弱点があれば合格から遠ざかってしまうため、学生たちは先生の説明を一言も聞き漏らすまいと必死。熱のこもった指導を受けながら苦手分野の克服に取り組みました。
午後は自習の時間、本番と同形式の問題を解きながら、知識の定着・理解の深化を図ります。途中で分からない問題に遭遇しても、時に学生同士で教え合いながら、また時には先生や先輩などに質問するなどして、一つひとつ困難を乗り越え不安を自信に変えていきます。
最後は、今日の、そして、これまでの学修成果を確認するための模擬試験。ピリッとした緊張感が走ります。結果が良かった人も悪かった人も、全日程を終えた学生たちの表情は明るく達成感に満ち、学ぶ楽しさをあらためて実感したようでした。

JLPT合格に向けた学修もいよいよラストスパート。
思いを共にする仲間と共に、栄えある合格を目指して、気合を注入します。皆、ファイト—!