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【経営学部】パナソニックEW社と中川ゼミが“リアルな経営”に挑む!
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5月14日(水)経営学部3年生が所属する中川ゼミが、パナソニック株式会社 エレクトロワークス社(EW社)のご協力をいただき、「需要予測」と「PSI(production、sales、inventory)計画立案」のDX(デジタルトランスフォーメーション)提案に向けたキックオフミーティングを実施しました。
パナソニックEW社は、住宅やオフィス、商業施設、ホテル、スポーツ施設など、私たちの“くらしの空間”に関わる電気設備の製品・サービスを提供している事業部門です。
電気設備とデジタル技術を融合させたソリューションを通じて、安全・安心で快適な空間づくりを支援し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
■ キックオフミーティングの内容
当日は、EW社の木部センター長より、会社概要や主力製品、そしてDXCセンターの取り組みについてご紹介いただきました。続いて、EW社が展開するSCM(サプライチェーン・マネジメント)システムにおけるPSI計画立案業務についての説明があり、学生たちは実際にビジネスで行われている仕事の詳細を興味津々で耳を傾けていました。

■ プロジェクトのテーマと進行
今回のプロジェクトでは、実際の品番を対象に「需要予測」と「PSI計画立案」に取り組みます。
学生たちは以下のステップで課題に挑戦します。
1.需要予測の実施
品番ごとに市場の動向や過去のデータをもとに、将来の需要を予測します。(AIや予測手法を活用)
2.販売計画の立案
予測結果をもとに、どの時期にどれだけ販売するかを計画します。
3.在庫計画の策定
販売計画に基づき、適切な在庫量を設定。過不足のない在庫管理を目指します。
4.生産計画の決定
販売・在庫のバランスを考慮し、効率的な生産スケジュールを立てます。
DXCセンターからのフィードバックを受け、在庫が経営に与える影響や、最適なPSI管理、今後の課題について考察し、最終的には、7月9日(水)に成果発表を行う予定です。