市町村職員

仕事概要

地域住民の要望に応え、住みやすい環境を整えます。仕事内容は多岐にわたり採用区分や部署によってもさまざまです。その魅力のひとつは、長期的なビジョンのもと地域社会を発展させる仕事に携われること。地域がどのように発展していくのか展望を持ちながら、日々の仕事に取り組むことができます。また、市役所職員は住民と接することが多いため、人々が安心したり喜んだりする姿を直接見られることもやりがいにつながります。

地域に密着しながら、
大阪の最前線で中心的な仕事ができる!

大学入学当初から漠然と公務員に興味はあったのですが、本格的にめざすようになったのはゼミや授業を通して、地域活性化に取り組むようになってからです。特に、2年生の時にゼミで取り組んだ「やおセレクション」という冊子の制作は、大変貴重な経験になりました。八尾市内の商店街の店舗の情報をはじめ、地域の魅力を記事にして発信する冊子で、多くの住民の方々と触れ合いながら地域活性化に貢献できたので、公務員の仕事にも通じる部分を感じました。

最初は、より大きな仕事に携われる国家公務員にも魅力を感じていたのですが、地域に密着しながら、大阪の最前線で中心的な仕事ができるという点において、大阪市役所は私にとってベストな選択だったと思っています。

大阪市役所 合格

経法大での学び

地域活性化プロジェクトで、
冊子制作やお祭りへの出店にチャレンジ。

ゼミで取り組んだ地域活性化プロジェクトでは、2年生の時に冊子「やおセレクション」を制作。取材の申し込みから記事作成、ラフデザインの制作に至るまで、一貫して取り組んだので、行動力や実践力も身についたと思います。

3年生の時には中小企業家同友会の方々と、「八尾河内音頭祭」に八尾特産の枝豆や若ごぼうを使った商品を企画・販売するブースを出店。幅広い年齢層の方に楽しんでもらいたいという想いから、子どもでも食べられる、枝豆を使ったポップコーンの企画・販売を行いました。原価計算や売上設定など、難題もありましたが、本番のお祭りでうれしそうにポップコーンを食べる子どもたちの姿を見た時は「企画して良かった」と心の底から思いました。微力ながらも地域産業振興の一翼を担うことができ、大変貴重な経験になりました。

警察官

仕事概要

犯罪防止や捜査、交通安全に努め、地域住民の命や安全な暮らしを守るまちづくりに貢献します。社会秩序の担い手である警察官は世の中に欠かせない職業であり、人々のために役立っているという確かなやりがいがあります。警察組織は大きく、業務内容は多種多様です。そのため、さまざまな業務にチャレンジして自分の可能性を試したいという好奇心旺盛な方にもおすすめです。

虐待から人々を守り、
より多くの人に手を差し伸べられるように。

高校1年生の時、友人が虐待を受けていることを知りましたが、私は何もしてあげられませんでした。やがてその友人は高校を退学し、私の中には後悔だけが残りました。「こんな気持ちは二度と味わいたくない。まっすぐ手を差し伸べられる人になりたい」。そう強く思うようになり、虐待から人々を守るために警察官を志すようになりました。児童虐待の防止と警察官は縁遠いように思うかもしれませんが、実は虐待の相談・通報は児童相談所よりも警察の方が多いというデータがあります。この理由は、おそらく警察官の方がすぐに現場へ駆けつけて対処できるから。職務についてからは、より迅速に、より多くの人に手を差し伸べていきたいです。

兵庫県警察本部 合格

経法大での学び

金融や社会制度など、社会に出てから役立つ知識を修得。

警察官に必要な法律知識は警察学校でもしっかり学べるため、大学でしか学べないことをしようと思い、簿記やファイナンシャル・プランニングの授業を履修。金融に関する学修は予想以上におもしろかったです。興味がどんどん広がり、「税法」や「比較税制論」「社会保険法」なども履修しました。社会制度として税や保険がどのように運用され、私たちの生活とどのように関係しているのかを体系的に理解することができたので、今後社会に出てからも役立つ知識を得られたと感じています。

女性警察官ならではの視点で、
地域の安全を守り続けていく夢をかなえたい。

人の役に立つ仕事なら警察官以外にもたくさんありますが、人にとって最も身近な「暮らし」や「地域」を守ることで役立てる仕事は警察官だけです。一人で夜道を歩いている時に警察官の姿や交番を見ると安心できるように、その存在だけで人の役に立てる仕事は他にないと思います。警察官という誇り高い仕事に就ける喜びと責任をかみしめ、1日も早く世の中の役に立ちたいと思っています。

京都府警察 合格

経法大での学び

1年生から「学生消防隊SAFETY」に入隊!

経法大には八尾市消防本部との協定により発足した「学生消防隊SAFETY」というボランティアサークルがあります。そこに入隊する学生のほとんどは消防官志望ですが、地域と連携して活動できる点に興味を持ち1年生から入隊。活動内容は、八尾市消防本部の方々と一緒に地域の防災訓練イベントに参加し、防災知識を住民にレクチャーするというものです。住民の方に教えるために、まずは自身が正しい知識を身につけなければなりません。消火器の使い方や心肺蘇生法などの防災知識を学べたことは、警察官志望の私にとっても有益でした。「暮らし」や「地域」を守るという点において、消防官と警察官の仕事は似ていますが、アプローチの方法はまったく違います。学生消防隊の活動では八尾市消防本部の方と直接話をする機会が多いので、消防と警察の違いを改めて認識することができ、警察官への想いがより一層強くなりました。

消防官

仕事概要

火災時の消火活動、急病人やけが人の救助活動、事故や災害時の救助活動をはじめ、防災計画の立案や防災訓練の指導など、まちの防火・防災活動を担います。現場で困っている人を全力で助ける消防官は、地域や住民の命と向き合っていることを直接的に実感できる仕事です。火事を未然に防ぐための防災活動においても、地域や社会の安全・安心を守る存在として活躍します。

現役消防官から学んだ「防災力」を活かし、
より多くの市民を支えていきたい。

昔から人を支える存在になりたいと思っていたので、ずっと消防官にあこがれていました。より強く志すようになったのは、大学入学後。入学前の私は、消防官に対して「自己犠牲の精神を持った勇敢な人が危険を顧みず消火活動に従事する」というイメージを抱いていましたが、大学で学生消防隊「SAFETY」に参加し、八尾市消防本部の方々と一緒に活動する中で、防災意識の啓発も消防官の重要な任務であることを知りました。市民の防災意識や知識を高めることこそ、市民の安全や減災につながる最も有効な手段だとわかり、明確な目標を胸に消防官をめざすようになりました。

大阪市消防局 合格

経法大での学び

「学生消防隊SAFETY」の活動をきっかけに、
国家資格取得に挑戦。

1年生の頃から八尾市消防本部の方々と一緒に、地域の防災訓練に参加してきました。初めは失敗も多く、市民の方から消火器の扱い方について質問されたのに答えられないことがありました。そんな時、消防官の方から「知識は重りにならないから、どんどん身につけた方がいい」と声をかけていただき、本気で勉強に励むようになりました。その結果、消火器を扱う国家資格である消防設備士乙種6類に見事合格。失敗してもくじけず、高みに挑戦してみようという意識が芽生えました。また、チームの隊長という貴重な経験もしました。コロナ禍で思うように活動できない時期もありましたが、八尾市消防本部と大学の協力のもと、zoom講演会を開催したり、地域のコミュニティラジオで防災情報を発信するなど、コロナ禍だからこそできた挑戦も多くありました。活動を通して、より多くの市民を支える存在に近づけたと感じています。

国家公務員

仕事概要

中央官庁および地方出先機関を中心とする国の行政機関に従事。国家専門職では、税務、労務などの特定分野で活躍します。国家公務員は、世の中に広く影響を与える大きな仕事に携わることができます。“日本”という国のことを長期的な視点で考え、「より良い社会をつくる」という熱意と使命のもと働くため、社会貢献に対する思いが強い人であればあるほど、やりがいを実感できる仕事です。

社会の根幹を支えるため、
世の中の不正を正していきたい。

私が国税専門官をめざすようになったのは、新型コロナウイルス感染症の影響で世の中が経済的に大打撃を受けた年でした。企業の大規模な脱税事件をニュースで知り、激しい憤りを感じました。「多くの方が苦しんでいる状況下で、このような不正を許してはいけない」、そう強く思うようになり、国税専門官の中でも国税査察官を志望するようになりました。国税査察官は、裁判官から許可状を得たうえで脱税者に対して捜査や差し押さえなどの強制調査を行い、刑事罰を求めるため検察官に告発するのが職務内容です。経済面で苦しんでいる人たちに、これ以上のしわ寄せがいかないようにするためにも、世の中の不正を正していきたいと思っています。

国税専門官(国家公務員) 合格

経法大での学び

学生研究発表大会へ出場!
メンバーと議論を戦わせました。

3年生の時にグループで学生研究発表大会に出場しました。研究内容は「マイナンバー制度について」。メリットとデメリットを整理し、研究発表を行いました。研究過程では、自分の意見に関係なく、賛成と反対の立場にわかれてディベートを行い、双方の客観的な課題や要点をまとめました。客観的に意見を出し合っても、集約していく段階でどうしても主観的な意見が出てしまいます。そのバランスを全員で議論しながら資料をまとめていく過程は、とても充実した時間でした。研究をきっかけに時事問題に関心を持つようになり、自分なりの考えを持つことの大切さを学ぶことができました。

夢をかなえた先輩たちが教える

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