ボランティア活動に参加したら
挑戦が楽しくなってきた

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社会の役に立つボランティア活動をやってみたい。
コロナ禍で大学生として意義のある活動があまりできていない、という焦りの気持ちも少なからずあった私は、新たな挑戦の場としてボランティア活動に興味を持ちました。

ただ、ひとくちにボランティアといっても多種多様なものがあります。募集サイトを見ながら何をしようか迷っていましたが、ページをスクロールしていた私の目に「プログラミング教室」という文字が飛び込んできました。高校生の頃にプログラミングを勉強して興味を持っていた私は、直感で「これだ!」と思いました。

活動内容を詳しく見ていくと、複雑な家庭環境や不登校など、さまざまな課題を抱えた中高生に「安心して自分らしさを育める居場所」を提供するという意義あるものでした。
学校や家に居場所がない子、自己肯定感や自尊感情が低い子、貧困によって人生の選択肢が限られてしまう子など、第三者が手を差し伸べるべき子どもはたくさんいます。
この教室ではプログラミングという実用的なスキルを修得するだけではなく、複数の大人と接点を持つことで、その子の視野を広げて人生が少しでも豊かになるように支援することを大切にしていました。

「ここでなら、いい挑戦ができそう」
そう思った私は、思い切って応募してみることに。講師として生徒にプログラミングを指導する立場になるので最初は不安もありましたが、講師として教えられるように勉強をサポートするツールも支給してもらえたので不安はすぐに解消されました。

教室は週に2回。約3カ月間おなじ生徒を受け持ちながら、プログラミング指導を通してコミュニケーションを図ります。最近あった出来事をお互い話したり、ハマっていることや悩んでいることを教えてもらったり。どんな小さなことでも心を通わせることを大切にしていました。
もちろん、プログラミング言語もしっかり教えるので、私自身も勉強が必要です。3カ月ごとに教える言語が変わるので、常に勉強をしていますがまったく苦にはなりません。むしろ、いつも新しいことが学べて楽しいくらいです。

3カ月の間に生徒が成長したり、心を開いてくれたりする姿を見ていると、嬉しい気持ちになるとともに「私も負けてはいられないぞ」と、いつも刺激をもらっています。そのおかげなのか、この活動をはじめてから私も随分ポジティブになりました。新しいことに挑戦する楽しさや充実感を身をもって知ることができ、いまでは自分から新しい挑戦を求めて行動するようにもなりました。
将来はプログラミングスキルを活かしてIT業界への就職をめざしているので、これからもさらなる挑戦を重ねていくつもりです。

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