2021.11.15 トピックス 【法学部の特色ある授業紹介】スポーツ・ビジネス法務とは?(2)インターンシップ編① キャリア・就職 学生生活 教育・研究

 

科目の学びを実践!インターンシップへ

 本学法学部の特色ある授業として「スポーツ・ビジネス法務」があります。本科目は、スポーツビジネスを通じて実践的な法務感覚を身に付け、企業の経営や法務実務について知見を深めることができます。また、希望者は15回の講義終了後に実践編としてインターンシップに参加することができます(選考あり)。 

 2021年度は、4社計12名が選考を通過し、インターンシップにチャレンジすることに。今回はそのうち、大阪市のスポーツ振興事業「舞洲プロジェクト」に参画する株式会社立成社へのインターンシップについて紹介します。 

 舞洲プロジェクトとは、大阪市の人工島、舞洲を拠点に活動するプロスポーツチーム、大阪エヴェッサ、オリックス・バファローズ、セレッソ大阪が中心となり、スポーツの振興及びスポーツ産業の発展を目指すものです。今回は、プロバスケットボールチーム大阪エヴェッサの試合運営に4名の学生が参加しました。 

 

大阪エヴェッサの試合集客企画・運営に参加 

 インターンシップは5日間行われました。1日目は、プロスポーツチーム経営について研修。2日目は、「いかに集客を増やすか」をテーマに、 企画提案、プレゼンを行いました。良いアイデアは、実際に大阪エヴェッサに伝えられ、実施検討することになりました。3日目は、実際の試合演出や当日の役割などについての運営研修。4日目、5日目は、いよいよスタッフとしておおきに舞洲アリーナで大阪エヴェッサの試合運営に携わりました。

 

プロスポーツのエンターテイメントを目前で 


 試合当日はスタッフの一員として、①来場者に対戦相手信州ブレイブウォリアーズ にちなんだ信州名産品特典の配布、②キッズエリアの受付と見回り、③チケット番号と座席に間違いがないかの確認業務などを体験しました。試合を観戦する時間もいただき、クウォーター間やハーフタイムの演出を間近で体験することができます。特に、チアリーディングや巨大ドローンを活用した演出、観客参加型の”試合の最後にシュートを決める選手”の投票、3Pointシュートを決めるごとに賞金が加算するというイベントが盛り上がりました。参加学生4名のうち3名がバスケットボール経験者ということもあり、きらびやかな演出や観客参加型イベントの実施など、今までの試合のイメージを覆される企画に、学生は、「エンターテイメント要素に圧倒された」と驚きを隠せない様子でした。今回のインターンシップでは、チームで業務にあたることが多く、「連携し協力してやり遂げる大切さに気づけた」との声が聞かれ、学生にとって貴重な経験となりました。 

 次回も引き続きインターンシップの様子をご紹介しますので、ご期待ください。