2021.09.29 トピックス 【国際学部】国際学部3年生対象「就活キックオフセミナー」を開催 キャリア・就職 留学・国際交流


 国際学部では、就活の早期化に対応し、国際学部の学びを就活に活かし、学生ごとの特性に応じた進路を実現するために、今年から新たな試みを始めました。それが「就活キックオフセミナー」です。本セミナーは、国際学部の教員とキャリアセンター職員などが中心となって、企画・運営を行いました。
 キックオフセミナーでは、国際学部でのガクチカ(学生時代頑張ったこと・学生時代力を入れたこと)と自己PRを作り上げるための取組、希望進路を実現させた4年生の先輩トーク、集団模擬面接など、本番さながらの就活を想定したプログラムを実施しました。学生たちはグループワークに主体的に取り組み、そして集団模擬面接では個々の力を発揮し、本番に向けた課題の発見と課題解決に向けた姿勢を身に付けました。

 

第一関門 -書類選考-



 就活の第一関門は、書類選考です。書類選考の中で重要な自己PRは、大学内外で学び培ってきたことを写す鏡です。学生たちは、教職員から書き方のコツを学び、国際学部の学びと現在までの個々の成長ストーリーから、自己PRを書きあげました。論理構成、アピールポイント等の指導を受けて、学生たちはそれぞれの特性を表す自己PR文を作成することができました。
いままで勉学やサークル活動に懸命に取り組んできた学生にとって、限られた文字数の中で自分の強み、成長ストーリーをアピールするのは簡単ではありません。学生たちは教職員の解説を聞いた後、自分の強みや成長ストーリーをアピールする練習や、「自分の就活の軸は何か」についてディスカッションをしました。学生たちは自分自身と向き合い、今後のキャリアのための大きな一歩を踏み出しました。

 

第ニ関門 -面接-



 第二関門は面接です。コロナ禍の中、オンラインでの面接が多くなっています。照明の明るさやカメラ目線といったオンラインならではの注意点があり、昨今の状況に応じたきめ細やかなアドバイスもなされました。そして、いよいよ面接です。
 「自己PRをお願いします」「学生時代に力を入れたことは何ですか」といった基本的質問から「明日、地球が終わるとすれば、今日一日をどのように過ごしますか」といった少し考えさせられる質問に対して、学生たちは果敢に挑戦しました。
 就活の面接において重要なのは事前の準備と経験です。集団模擬面接は3回おこなわれ、回を重ねるごとに表情も柔らかくなり、重要な点を的確に答えられるようになりました。

 

グローバル企業も視野に-英語面接も実施-



 国際学部では、グローバル企業の一大説明会である東京サマーキャリアフォーラムに教職員の引率のもと学生の参加をさせるなど、グローバル企業での就職も視野に入れたキャリア支援をしています。そのサポートの一環として、本セミナーでは英語による模擬面接も行われました。
 “What are your greatest strengths?(あなたの強みは何ですか)” といった質問に対し、学生は緊張しながらも流暢な英語で答えていました。そして、“What do you think you will be doing in ten years?(10年後の自分は何をしているとお考えですか)”といったちょっと難しい質問に対しても、学生は堂々と自分のキャリアプランや夢について英語で語りました。面接終了後、教員は面接内容について講評を行っただけでなく、学生の興味関心に合わせて、Social contribution(社会貢献)やSustainability(持続可能性)といった専門用語についても英語で解説をしました。
 学生にとって、今回の英語面接はきっと貴重な経験となったでしょう。国際学部では、国内だけではなく世界で羽ばたく皆さんのお手伝いを致します。

 

セミナーに参加して


 セミナーに参加した学生たちの中からは、「自己PRの添削が難しかったが、どういう点に気をつければよいか理解した」「就活が楽しみになってきた」という声も聞かれ、来る就活に高い意欲を見せていました。
 
【問い合わせ】キャリアセンター(八尾駅前キャンパス3F)
      TEL 072-920-4713  Email : syushoku@keiho-u.ac.jp