2021.07.15 トピックス 【経営学部】尼崎市SDGs推進アドバイザー 今田 大介さんによる特別講演 学生生活 教育・研究

2021.6.29 現代産業論Ⅰの授業にて、

尼崎市SDGs推進アドバイザー、今田大介さんから『SDGsが示す課題の捉え方』について講演をしていただきました。
講演では、経営の視点からSDGsを考えた際に「持つべき視点」や「考え方」などについて具体的な事例を交えながら語っていただきました。「国際社会のためにしなければならない」というパッシブ(受身)な思考でとらえず、SDGsの開発目標を「満たされない世界のニーズ」=「これまで経済合理性を見つけることができなかった未開拓の巨大な市場」としてポジティブ思考で捉えることが重要であり、新たな市場を生み出している企業を紹介しながら解説していただきました。学生たちにとっては、大学卒業後、社会から求められる未来の「あるべき姿」から逆算し、「今何をすべきか」を考える、未来志向の考え方を身に着けるきっかけになりました。
 
講師 今田 大介
ソーシャルインパクトマネージャー
・尼崎市SDGs推進アドバイザー
・尼崎市SDGs地域ポイント制度発案者(あま咲きコイン SDGsポイント)
・神奈川県SDGs社会的インパクト・マネージャー



遠隔授業ならではのチャット機能を用いて、講師からの質問に回答するなどコミュニケーションをとりながら講義が進行。


SDGsとは?

 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
 
【引用】 外務省 JAPAN SDGs Action Platform 2021/6/29 15:00
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html