2019.09.06 トピックス 本学とウクライナの協定校との共催による「日本研修プログラム」を実施 留学・国際交流


 8月6日(火)から8月24日(土)までの約3週間、ウクライナの大学生と本学の学生による、日本研修プログラムを実施しました。
 回目を迎えるこの日本研修プログラム。今回は、昨年本学と包括協定を締結したキエフ国立言語大学の学生をはじめ4つの大学から21名、本学からも21名の学生が参加しました。学生たちは、本学花岡キャンパスを拠点に日本語や英語、ウクライナ語を相互に学び、異文化について理解を深めました。


学習やフィールドワークなどの活動を通して相互理解と友情を深めました



 プログラムの主な構成は、前半が語学や文化に関する学修、後半がフィールドワークと交流会となっています。前半のウクライナ人学生を対象とする日本語の授業、本学の学生を対象とするウクライナ語並びに英語の授業を経て、プログラム後半には大阪・京都・奈良へのショートトリップや、本学オープンキャンパス、近隣の盆踊り大会への参加など、様々な機会を通じて相互に理解と交流を深めました。

 3週間にわたるプログラムを通して、本学学生とウクライナ人学生との間には強い絆が生まれていました。締め括りに行われた修了式でも、参加した学生たちが口々に「まだ日本にいたい」と話していました。そして、空港での見送りの際には、ウクライナ人学生、日本人学生ともに、目に涙を浮かべて別れを惜しんでいましたが、再会を約束し笑顔でお別れしました。

 プログラムを通して学生たちが結んだ友情が、日本とウクライナの良好な関係と未来の構築に役立つことを願います。