2019.11.05 トピックス 2019年度秋の国際交流イベント-防災防火避難訓練、多文化交流行事、新規入国科目等履修生応援キャンプ-を実施 留学・国際交流



防災防火避難訓練



 本学では、学生の防災防火意識の徹底並びに非常時の迅速な避難と安全確保を目的に、春と秋の二回、防災防火避難訓練を実施しています。近年、日本では地震や台風などの自然災害が多く発生しており、「日頃からの備え」が益々重要になっています。また10月上旬に、台風19号が大阪に接近したこともあり、学生たちの災害に対する意識も高くなっており、参加学生は真剣に訓練に取り組んでいました。

 火災警報ベルの音を合図に、学生たちは迅速に集合場所へと避難します。管理人や大学の職員が全員の安全を確認した後、消火器使用訓練に入ります。参加者全員が、実際に消火器を手に取って火元へと吹きかけ、火災の初期消火活動を体験します。日本は震災大国とも言われています。今後も、気を緩めることなく訓練に励み、安全で快適な宿舎の維持・管理に向けた取り組みを継続していきます。



第2回多文化交流行事(神戸)



 防災防火避難訓練を終え、学生たちは第2回多文化交流行事の目的地である神戸に移動しました。本学出発時には薄曇りの天気でしたが、神戸に到着するころには快晴に!学生たちの表情も明るくなります。神戸の舞子公園にて、舞子海上プロムナードや、国の重要文化財である「孫文記念館」を見学。神戸の海と明石海峡大橋の素晴らしい景色、そして文化に触れることができました。続いて、防災に関する知識の更なる習得と防災・減災意識の向上を図るため、「人と防災未来センター(阪神・淡路大震災記念館)」を訪れました。震災当時の映像や、被害の状況などを目の当たりにし、防災・減災の重要性について改めて理解を深めました。
 今回も多国籍の留学生と日本人学生が参加し、まさに多文化交流と言うべき活気のあるイベントとなりました。



留学生科目等履修生応援キャンプ

 神戸を離れ、向かうのは本学阪南キャンパスです。10月初旬、期待と不安を胸に41名の留学生が新たに来日しました。留学生たちが、これから始まる日本での学修と生活にスムーズに適応できるよう、1泊2日の応援キャンプを実施しました。
 この応援キャンプは、個人面談、オリエンテーション、交流会など、盛りだくさんの内容となっています。特に交流会のビンゴ大会は大盛り上がり。科目等履修生たちは、同じクラスで共に学ぶ仲間だけでなく、上級生や日本人学生、学びをサポートする教員や職員などと交流を深めることができました。
 来日間もない中で不安も大きかったと思いますが、これから生活と学修を共にする仲間との交流により、よいスタートアップができたのではないでしょうか。


 国際教育交流センター(CIEE)では、多様な文化的背景を持つ学生たちが、本学の学生としての一体感を持ち、相互に交流・切磋琢磨しながら共に成長できるよう、様々な機会を提供しています。本学の学生であれば、誰でも参加することができます。一度、国際教育交流センター(花岡キャンパスE号館1階)に足を運んでみてください。